CT撮影する時に守っていただきたい注意事項や、CT機器についてご説明します。
CT撮影される方へのお願い
なかの歯科・矯正歯科クリニック(岡山北区)では歯科治療を進めるにあたってCT撮影したほうが良い結果になると判断した場合に、撮影のご協力をお願いしております。
※動画を再生するときは音量にご注意ください。
撮影したレントゲン写真は左右反対に見ることを知っておいてください。
また、撮影するにあたっては下記の注意事項がありますので、CT撮影する患者さまはお守りください。
注意事項
- 金属は写り込みますので、アクセサリー類(髪留め、ピアス、イヤリング、ネックレスなど)は撮影前までに外しておいてください。
- 撮影機器に頭部が当たる可能性があるため、まとめ髪やボリュームの出る髪型はお控えください。
また、女性の方はできるだけ髪の毛を下ろしてお越しください。
- ペースメーカーなどの医療電子機器を使用している方は、担当スタッフにあらかじめお知らせください。
当院で使用しているCT機器は放射線からの被曝量が少ないタイプを導入しています。
また、放射線は基本的に頭へ照射しますが妊娠されている方をはじめCT撮影に不安のある方は防護エプロンを用意しますので、お申し付けください。
歯科用コーンビームCT「OP 3D Vision V17」
※動画を再生するときは音量にご注意ください。
当院では、エンビスタ社の歯科用コーンビームCT「OP 3D Vision V17」を導入しました。これにより、レントゲンの2次元画像では分かりにくかった口と歯や歯槽骨の状態がより詳しく分かるようになりました。また、下記メリットなどもございます。
OP 3D Vision V17を選んだ理由
被曝線量が最小クラス
X線を使用した診断には少なからず被曝という問題があります。OP 3D Vision V17にはさまざまな撮影モードがあり、超低線量撮影モードなら「11uSv(マイクロシーベルト)」と、パノラマレントゲンの約半分の線量で3D画像を得られます。
撮影範囲が広い
以前導入していたCTも、比較的広い範囲を撮影できましたが、ザイゴマインプラントの診断には撮影が2回必要でした。OP 3D Vision V17はお顔全体を撮影できるため、ザイゴマインプラントでも1回の撮影で済み、身体的な負担を軽減できます。
画像が鮮明
骨の状態や血管・神経の位置などが鮮明に写るため、インプラントの治療計画や歯周病の段階を確認しやすいです。もちろん、この一台でパノラマレントゲンの撮影もできます。
ソフトが素晴らしい
CTのソフトにはAIが導入されています。下顎の神経や血管の位置を把握しているため、血管などを傷付けそうなインプラント計画を立てると警告を出してくれ、人為的なミスを減らせます。