なかの歯科・矯正歯科クリニック(北区矢坂東町)で受けられる口腔がん・舌がん検診についてご紹介します。
※口腔がん・舌がん検診は保険の効かない「自由診療」になります。
口腔がん・舌がん検診のすすめ
世間で注目を集めている口腔がん・舌がん検診を歯科医院でできることを、ご存知ですか?
最初に、口腔がんに関するデータをご紹介します。
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- 口腔がんの死亡数は約7,900名。死亡率は34%以上。
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- 国立がんセンターは、2018年の口腔がんの患者数を男性15,700名、女性7,300名。死亡数は男性5,500名、女性2,400名と予測。
さらに、日本における口腔がんの死亡率は、アメリカと比較して2.5倍以上と言われています。今までは男性や高齢者に多かった口腔がんですが、最近は女性や若年者も増えています。この傾向は先進国の中で日本だけです。
その理由としては喫煙者の多さや、歯医者で定期健診を受ける人の少なさが指摘されています。例えば、子宮頸がんの死亡者数は婦人検診の普及により歯止めがかかっていますが、口腔がんの患者数は伸び続けています。その為、日本も口腔がん検診が受けられる歯科医院が増えてほしいと願っています。例えば、アメリカだと半年に一度は口腔内検診を受けることが義務付けられています。
もし、口内炎がなかなか治らない方や舌や口の粘膜が赤くただれている方、口腔がん・舌がんが気になる方は早めにご相談ください。
※動画を再生するときは音量にご注意ください。
口腔がん・舌がんの検診方法
当院で受けられる口腔がん・舌がんの検診方法についてご紹介します。検診を希望される方は下記の注意点をお読みのうえ、お申込みください。
※この検診は、口腔がんや舌がんを100%間違いなく診断できるものではありません。
当院ではスクリーニングと呼ばれる、疾患が疑われる箇所を選出することで異変を見落とさず、早期発見することが重要だと考えています。
検査方法
視診での確認
口腔内の粘膜や舌を、視診で確認します。
イルミスキャン
蛍光観察装置「イルミスキャン」の特殊なブルーライトを当て、異常がないかどうかを観察します。
ブルーライトを当てた状態で写真撮影するだけなので痛みや不快感はありません。
写真上での確認
もし異変があれば、撮影した写真上に異常や組織が悪くなっている箇所が黒く写ります。
その為、肉眼では見落としがちな口の中の異変をいち早く察知できます。
医療機関への依頼
問題がなければ検診終了となります。もし、異常があった場合は、専門の医療機関(例えば岡山大学歯学部口腔外科など)への紹介、および精密検査を依頼します。