Dr.中野の活動記録
2005-2-27
岡山大学歯学部学部創設25周年
今日はいよいよ岡山大学歯学部学部創設25周年記念式典と
岡山歯学会25周年記念大会の開催日!
岡山大学歯学部同窓会としては昨日から岡山大学歯学部同窓会連絡協議会を
開催して同窓会本部と大学支部、代議員会、兵庫県支部、大阪府支部、奈良県支部の
理事会のメンバーが集まって協議と懇親を行った。
夜中の1時過ぎまで懇親を深めた私は
朝の8時半から始まる今日の理事評議員会に遅れないように
7時には目覚める。と言うか妻にたたき起こして貰う。
昨夜はほとんどアルコールをセーブしていたので今日は朝から調子は良好!
岡山大学の津島キャンパスに出来た岡山大学創立50周年記念館で
今日の記念式典は開催される。
昨日車を置いて帰った私はタクシーで8時過ぎに会場に入ると
既に多くの参加者の先生がロビーに溢れていて
ほっと胸を撫で下ろす。
記念講演をお願いした社会福祉法人旭川荘理事長で川崎医療福祉大学の
名誉教授 江草 安彦先生のお話は「高齢化社会における医療福祉の課題」
について!今度見直しされる介護保険の中では
私達歯科医師、歯科衛生士が関与する「口腔ケア」が注目されているらしい。
また少子高齢化の今、医科の収益は伸びて歯科の収益が落ち込んでいる
原因を数字を上げて詳しく説明された。
少子高齢化は日本だけの問題では決して無い。
例えば一人っ子政策を取る中国は子供の数を制限する政策を取っているので
もちろん少子高齢化の波を受ける事は間違いない。
今後の医療、特に私達歯科医療の進むべき方向性を示すための
ヒントに繋がる講演だったように思う。
お昼に近くのピーチプラザに移動しての昼食懇親会!
私の大きな仕事は乾杯の発声!
「岡山大学歯学部同窓会の会員が1200名を超えて同窓会の歴史自体も19年目に
突入することができるたのも、25年間にわたり岡山大学歯学部を
支えて頂いた多くの方の努力によるものです。ありがとうございます!」
と挨拶をする。私が学生時代にお世話になって今は既に退官されている
元教授の先生方も多く参加されていて感激した。
午後の岡山歯学会では総会の議長を努める。
何とか一日私自身の役目、また同窓会の役割を無事果たしたかなとほっとする。
今回多くの参加者を得ることが出来た。それも県外からまで多くの同窓会会員が
参加してくれた事に本当に感謝している。
岡山県支部の先生方にも中村支部長をはじめ多大なる協力を頂いた。
改めて御礼を言わないといけないと強く感じる。
津島キャンパスからの帰り道いつものように運動公園の前の道で渋滞に
巻き込まれた。横を見るとテニスコートで家族連れの家族が
楽しそうにテニスに興じていた。
「同窓会会長として先生は役割を果たした!よく頑張った」と
誉めていただく事は大変うれしい。
しかし私自身、一人の父親として、一人の夫として
果たして役割をきちんと果たしているのだろうか?
一抹の寂しさを感じながら家路を急ぐのであった。