昨日は読みたかった本を
ソファーで読みながら
ユニフォームのまま眠ったらしい！

夜中の２時半に目が覚める。
まずいまずいと思いながら
パソコンに向かい１時間後ユニフォームのまま
ベッドに入る。

朝起きると昨日のユニフォームのまま！！
私はユニフォームさえあれば暮らしてゆける。

今日の１２時からは即時抜歯インプラントのオペが入っていた。
最近多い即時抜歯インプラント！
これは抜歯をしたその日にインプラントが入る。

通常は抜歯をして３ヶ月程度待って、それから歯ぐきを切開して
インプラントを入れるのだが、即時抜歯インプラントは
歯を抜いたところに歯ぐきも切らないで、その場所にインプラントを入れる。

サイズが合わない？グスグスになると心配していたが
今時のインプラントはとても優秀！
グスグス、グラグラが１ヶ月でばっちり骨と結合する。

抜歯即時インプラントを導入してから当院ではインプラントを希望される方が飛躍的に増えた。

オペを無事終えてランチを食べることなくバッグに先日のANAの
チーフパーサーの方から頂いたのど飴を数個だけ入れて歯科衛生士学校に急いだ。

通常は木曜の４時間目の私の担当の歯科臨床概論も
今週の木曜日は博多の元先生の医院にインプラントのオペ見学に
再び伺うために今日のお昼に変更してもらった。

歯科衛生士学校の１年生は数ヶ月前までは、ほとんどが高校生だった。

そういった若い学生さんを全体としてまとめて９０分間講義に集中させるのは容易ではない。

初めて講義を受け持った年に、私の講義がつまらないのが大きな理由であろうが余りにも授業中の私語がひどいので私は学生に注意をした。

「私語は授業を聞きたい人の迷惑になる。うるさくするよりは寝てもらったほうがいい！」

そう言った瞬間、約半数の生徒が本当に机にうつ伏せになって寝てしまった。

ショックだった、あの日の出来事は一生忘れない。

その日から私の授業の目標は、９０分間、手を変え品を変え、とにかく飽きさせない。興味を持ってもらう！モチベーションを上げてもらう！！私のことを好きになってもらう！！！

それだけを目標に私は頑張ってきた。

私くらい９０分間の授業のために毎回数時間も準備にかける先生は少ないと思う。

ベルの今年の学生さんは概ね優秀だと思う。

しかしクラスに２，３人はどうしても燃えない、響かない生徒がいるものだ。

別に授業中、うるさい訳ではない。きちんと授業には出ているし、提出物も完璧だ。

しかし、しかし、何か情熱が足らない！笑顔が無い！！愛想がない！！！
何となく素直じゃない！！！

「あなたは笑うと、とてもステキなのに！！」何て私の思いは決して
相手には届かない！！

過去数年間の私の授業では時間が終わると必ず数名の学生さんが
教卓の私の元に集まってきて質問タイムとなった。

しかし、しかし、、今年は誰も私の元へと質問にやって来ない？

誰からも質問をされないで声も掛けられないで
教室をトボトボと退出することが私にとって本当は一番寂しい！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。