ピエゾサージェリー セミナー
岡山大学に勤務している
ある歯科医師の先生が
本日、当院に見学に来られた。その先生と話していて「質問力」は本当に大切だと思った。
その先生が、何を質問されるかで、その先生の今の考え方、立ち位置
今後の方向性が見えて来るものだ。
逆に質問がないことは、それだけその分野に関心が無く
力を入れていないと言うこと。
いつまでも、疑問、質問が、途切れない生き方を私はしたい!!
札幌3日目の最終日
その日のメインは、超音波で骨を削ったり、
上顎洞の粘膜を挙げることが出来る
イタリア生まれピエゾサージェリーの
ハンズオンセミナー!
講師は、静岡のインプラント専門医、白鳥先生。
白鳥先生は、私の友人と言うか?
先輩のS先生に以前紹介をしてもらったのだが
凄く男前のカッコいい歯科医師の先生だ。
ピエゾサージェリーのハンズオンセミナーは
多くの先生がされているが、私は敢えて
白鳥先生から教わりたくて、札幌のコースに
申し込んでいた。
白鳥先生は、講演のプレゼンテーションも、
自らのファッションも凄く洗練されていた。
白鳥(しらとり)の名前も、カッコいい!!
英語で言うとスワン?いやホワイトバード??
野原の真ん中の「中野」とは名前だけでも
大違いだ!!
今日の飛行機のスケジュールの関係で
セミナーは午後の5時までであったが
私は4時前には会場を後にすると主催者の
方に伝えていた。
私が今回ピエゾを使ってしたいことは、一つだけであった。
それはソケットリフトやサイナスリフトと言った
上顎洞を挙上する安全で安心なテクニックを
習得することだった。
韓国の先生は、このピエゾを積極的に使って
上顎洞へのアプローチを行っている。
一番最初に本日のスケジュールが発表された。
オーマイガーッ!!ダメじゃん?
私が聞きたいソケットリフトとサイナスリフトの
講義と実習は午後4時から5時となっているではないか?
ギリギリの時間まで粘って空港に行こうと決意!
そう思った私は、午後4時過ぎまでギリギリ粘ったのだが
講義がおしてしまい、結局私が聞きたい肝心の
内容は全く聞けないでセミナー会場を後にした。
それからが大変だった。
外は雨が降っていた。
地下鉄の駅までスーツ姿にバッグを
小脇に抱えて、全力で走る。
東札幌駅から、新札幌駅まで地下鉄で移動して
空港行きの快速に乗り継ごうと思っていた。
携帯で時間を調べると、乗り継ぎが5分しかない!
この後の快速では、恐らく間に合わない!!
なぜ、私はいつも余裕を持ったスケジュールを
立てないのか?
後悔は先には立ちません!
重たいスーツケースとバッグを両脇に抱えて
ホームまで急ぐ!
ギリギリの時間で間に合った私だが
息は切れているし、汗はダラダラと止まらない
も う!ど う に も!!
止 ま ら な い!!