二泊三日の札幌での
仕事から帰り
恐る恐る体重を量る！

そりゃーそうよね！
毎晩遅くまで「すすきの」で
食べて飲んだ。
それで、ちょっと朝走ったくらいで痩せる訳が無い。

痩せる訳が無い！！

札幌で開催されたインプラント学会最終日！
午後３時が近くなるにつれて参加者の数も
目に見えて激減して行った。

北の大地、札幌で、凄く寂しい気持ちを
味わっていた私だが、神はそんな私を
決して見捨てはしなかった。

「中野先生！」デンタルショーの会場の
奥の方から私は声を掛けられた。

その方向を見ると、千葉のＹ先生と
東京のカリスマ衛生士のＨさんの姿があった。

「助かった！」

正直な気持だった！！

世間話はほどほどにして、私は、Ｙ先生に
「Ｙ先生、今日の夜は、どうされるんですか？
晩御飯、ご一緒しませんか？」
と思いきって声を掛けた。

この千葉のＹ先生は私たちの業界では有名人で、
私との出会いは「ナンパ」だった。

大阪で開催されたある韓国の歯科医師の
先生の講演会で、たまたま、Ｙ先生の姿を見かけた
私が、後を追って名刺交換をお願いしたのだ。

きっかけは「ナンパ」だった！

ホノルルでＳＪＣＤの山崎先生に
声を掛けてナンパしたことから
私は広島ＳＪＣＤに加入した。

「ナンパ！最高！！」

Ｙ先生は、私の申し出を快く引き受けてくれて
Ｙ先生の知り合いの先生が集まる食事会に
私も飛びこみで参加することになった。

私は安心して、インプラント学会最後の講演を
最後の最後まで、しっかりと聞いて会場を後にした。

Ｙ先生が指定した「すすきの」の郷土料理屋さんには
顔見知りの宮崎のＫ先生の姿もあり、話は盛り上がった。

私とＹ先生とＫ先生以外は、北海道大学歯学部
出身の若手の歯科医師の先生が多く集まっていた。

北大の先生の話を聞いてみると
まだ若いのに凄くしっかりとされていて
正直、驚いた。

岡大の若手の先生より、将来を
しっかりと考えているんじゃないか？

同じ国立の歯学部出身で、
岡大と北大の歯科医師の違いは何か？

私は飲みながらずっと考えていた。

そして、翌朝、７時前にホテルを出て
北海道大学のキャンパスに足を運んだ。

北大のキャンパスは札幌駅からすぐだった。
それなのに、緑が凄く多く、歴史の重みを
凄く感じる素晴らしいキャンパスだった。

もしかしたら、岡山は気候が良すぎるのかもしれない！

だから、私みたいにヘラヘラとした
歯科医師が量産されるのか？

たまには、厳しい環境に

身を置くことも、それは

それで必要と思った。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。