山下体育社で、アシックスの
シューズを買うと、軽々と
走ることができると
私は勘違いしていた。

シューズの重さが、例え数百グラム軽くなっても
私の体重がこのままだと、わずか１０キロを
走るのさえも、難しい。

そう言いながら、来年２月に開催される
東京マラソンのエントリーをする。

私の挑戦は、今、始まったばかり！！

トライアスロン完走を目指す私は
まずは自転車から始めようと思っていた。

そんな私に渡りに船で、友人から
日曜日の早朝トレーニングの誘いを受けた。

日曜日の早朝、バイクとランのトレーニングを
毎週続けていると聞いた。

前の週は、広島泊まりで参加できなかった私だが
週こそ、参加します！」と参加意思表明をしていた。

そんな私に、前日の土曜日、日曜日の朝５時３０分に
児島湾に集合のメ－ルが届いた。

朝の５時３０分？？

予想より早い時間に戸惑う私だが、私は午前７時３０分の
新岡山港発の小豆島行きのフェリーに乗ろうと思っていたので
２時間のトレーニングは最適と思い、土曜日、
いつもより早めに就寝した。

日曜日、朝の４時３０分に起床する。

愛車のマドンちゃんを車に詰め込んで
一路、児島湾へと向かった。

早朝の５時前だが、既に辺りは明るくなってきていた。

車を運転する私は、運転しながら何か大きな違和感を感じていた。

エンジン系のトラブルか？

それともガス欠？？

私は自慢ではないが、車にガソリンを入れる行為が大の苦手で、
ガソリンタンクが悲鳴を上げるギリギリまでガソリンを入れない
悪い習癖が合った。

そのために、私が記憶しているだけでも
過去に５回のガス欠を経験している。

妻との結納の日！両親を車に乗せて、妻の実家に向かっている時！
山陽放送テレビに始めて生出演する大切な日！

私は、なぜか人生の節目で、大切な日に限って
車でガス欠を起こして、道路の真ん中で右往左往してきた。

そんな私には、車がガス欠を起こす前の一瞬の瞬間の
断末魔のような響き、異音と振動がわかるのだ。

その異音と振動が、今朝の私の車からしていたのだ。

ガソリンのメータ－を見ると、針はエンプティーを指していた。

まずいな！後５００ｍか、せいぜい１キロで止まるな！！

そう思った私はいつもお世話になっている松本さんの
三門？のマティクスまで車を走らせるが、
早朝の５時には、悲しいことにマティクスは閉まっていた。

このまま、街中に車を走らせるのは危険だ！

そう動物的な直感を感じた私は、集合時間に遅れることを
覚悟の上で、ユーターンして、岡山インターへと向かった。

あそこのＧＳなら、２４時間開いているはずだ。

その期待のＧＳも、残念なことに閉まっていた。

後走れるのは、２００Ｍ程度か？それとも？？

私は他の人の迷惑にならないように、旧道の古い道へと
車を走られて、自宅に戻ろうと思った。

私が自宅の駐車場の敷地に、車を入れたその瞬間
車のエンジンは停止して、その後何度もスイッチを
回しても、エンジンは全く掛からなくなった。

ここで止まったのは、凄くラッキーだ！！

私の勘が狂えば、大変なことになっていたはずだ。

相変わらず失敗から学ばない、

変なプラス思考の私！！

その時、朝の５時２０分！
友人に携帯で事情を説明して、
朝練のキャンセルをお願いした。

「さて、今からどうしよう？

折角、私は早起きした！

サイクリングの格好も完璧で、

どこに出しても恥ずかしくない！！」

早朝の５時２０分、全てが振り出しに戻った私は
一人で、吉備路自転車道を走って総社まで行くことにした。

自宅から総社まで２０キロ程度！
往復で４０キロは、トライアスロンに最適の
トレーニングではないか？

国分寺まで順調に走っていた私だが
国分寺を過ぎた辺りから雲行きは怪しく
なってきた。

体が、しんどいのだ！

ペダルを漕ぐ足が重い！！

情けないことに、総社を後５キロの地点まで
来た私だが、あきらめて帰ることにした。

既に出発してから、１時間１０分が経過していて
午前６時３０分を回っていた。

とにかく、何とか頑張って自宅まで帰ろう！

コンビニで、甘い菓子パンと、甘いコーヒー牛乳を
胃に流し込んで、エネルギーを補充！！

吉備津神社近くまで帰り、何とか後自宅まで帰る
イメージが出来た時に、アクシデントが起こった。

急に後輪から力が抜けて、ゴツゴツとした地面の感触を感じるようになったのだ。

まずい！パンクか？？

後輪を触ると、空気が全く抜けていて、
乗って走れる状態では無かった。

自転車を降りて、押しながら自宅を目指す。

。。。。。。。

・・・・・・・・・

、、、、、、、、

吉備津神社を通り越して、吉備津彦神社まで戻った
私だが、体力、気力がそこで遂に尽きてしまった。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。