久しぶりに岡山駅前から
西側まで歩いてみる。
多くの飲食店を覗きながら
土曜日の夜、お客さんの入り具合を
チェックする。
いや、どのお店も厳しそう！
岡山駅でこの有様だと
立地の悪い店の売り上げは？

医療の世界も、厳しい厳しいと
言われながら、まだまだ甘い！！

「劣等感を、バネにして頑張っている人は多い。

しかし、バネは縮んだぶんだけしか伸びない。

反発心でなくて、自分の可能性をエネルギーに
変えて、心から好きなことをして、自分の可能性を
無限に伸ばした方が良い！！」

そんな文章をある本で読んだ。

確かに、そんな一面もあるとは思うが
劣等感バネは、好ましくなくて
本当に長続きしないのだろうか？

今の国立大学歯学部に入学している学生さんは
女性が半数以上、医師や、歯科医師、
裕福なご家庭のご子息も多く、誰もがキラキラと
おしゃれで洗練されているのだが、
何かギラギラとした野望？欲望を持った人は
少なくなったように感じる。

私が岡山大学歯学部に入学した３０年前は
違っていた。

海千山千の学生たちが全国から新設の
歯学部に集合していた。

現役学生は４０％以下、ほとんどが一浪
二浪、三浪、四浪のツワモノぞろい！

「家が貧乏だったから！」
「背が低く、女性に持てなかったから！」
「イケメンじゃないので、女性に持てなかったから！」
「絶対、成り上がってやる！！」

お金や異性関係で大きなコンプレックスを
持っているものが、多く集まっていた。

３月生まれの現役組の私は、クラスの中で
２番目に年齢が若く、同級生ではあるが
年齢は凄く年上の友人から、あらゆる面で
バカにされたり、からかわれたりしていた。

当時１８歳の私は、決して女性関係や、
お金の問題で、大きなコンプレックスを
持ってはいなかったが、岡山弁に始まり、
ファッションセンス等、全ての私は
徹底的に否定されていった。

だから私の始まりも、「コンプレックス」

「よくそこまで頑張れますね！
モチベーションを持続させる秘訣は
何ですか？」

良く聞かれる質問だ。

私は迷わず「コンプレックスです！」
と答えている。

人間、生きていると多くの事を経験する。

全ての物事には、プラスの面とマイナスの面の
相方あることは理解できるのだが
普通に考えて、８０％は悪いことが
起きているように感じる。

「何で私だけ？こんな不幸な目に？？」

誰もが何度も心の中で叫んだフレーズだと思う。

私も同じだ！

マイナス思考！コンプレックスの塊！！
コンプレックスと言っても自分自身の
コンプレックス何て自分で消化できるので
可愛いものだ！

不幸な自分の運命を嘆いても、仕方がない！！

だからそれをバネにするのだ！！

マイナスをプラスに転じるのには
色々は方法があっていいのだ。

「劣等感バネは長続きしない！！」
何て叫んでいる人の劣等感なんて、
小さくて知れていると思うのは
言い過ぎだろうか？？

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。