本の誕生日プレゼント
某国の名前の付く
あるクレジットカード会社から
医院に電話が入った。
「私個人の銀行口座が残高不足で
クレジットの引き落としが出来ません!
つきましては、法人カードも含めて
全てのクレジットカードを凍結します!!」
私個人なら何とかなるが、法人カードをストップされては
身動きが取れない!
「個人と法人は別だろう?」と言っても拉致があかない!
このクレジットカード会社のプラチナデスクは
24時間電話対応のコンシュルジェサービスもあり、
非常に役に立つ!
いつもは、凄く優しく、対応が早いプラチナデスク担当者も
こんな時も、やはり対応は素早い!!
銀行のお金がショートした私が全て悪いのだが
やはり、金の切れ目が、縁の切れ目か?
昨日と今日、2日間続けて、当院のスタッフの誕生日だった。
私は、なかの歯科クリニックは、大きな家族、スタッフは私の家族の一員!
スタッフそれぞれは、院長の私の妹で会ったり、弟であったり、娘であったりする。(中には若干名、私の姉もいる)と思っている。
だから、スタッフの誕生日は、私の家族の誕生日であるので
医院からは、お花やケーキのプレゼントを贈って、院長の私からは
また別の誕生日プレゼントを贈る。
私からの誕生日プレゼントは、本のプレゼントだ。
私は、40歳になるまで、ほとんど本を読んでいなかった。
もちろん本業の歯科の本や雑誌は、しっかり読んではいたのだが、
ベストセラーになった本や、ビジネス書の類は、時間の無駄とまで言い切って
本を読む習慣は、私が40歳になるまで全く無かった。
しかし、ある時に、あるご縁で、私は本の素晴らしさを知った。
それから、ビジネス書を中心に私は、今まで本を読まなかった
40年間を取り戻すかのように、本を乱読し始めた。
本を読み始めて、私は、おそらくかなり変化した。
勤務が長いスタッフからは「院長、変わりました!」と言われる。
当院も、それに連動して、大きく変化した。
本を読むことで、私の人生は、本当に激変したと言っても過言ではない!
だから、私は本を読むことを、スタッフに、私の家族の一員に、無理やり進めて
「もう、いい加減にやめてほしい!」と一部のスタッフから声が出ている
読書感想文の提出義務も、私は決して止めることはない!!
本を読んで、それを感想文にまとめることは、スタッフのこれからの人生に置いて、素晴らしく役に立つことを私自身が実感しているからだ。
スタッフには、本を読んで、成長してもらいたい!!
だから、スタッフの誕生日の本のプレゼントは、そのスタッフに
何の本を贈るべきか、私は真剣に悩む!!
「あのスタッフはこんな性格で、こんな素晴らしい点があるので
今この本を読んでもらいたい!!」
「このスタッフは、おそらく子育てに忙しく、読書に時間がかかる本を読む時間は今はない!だから、短時間で読めるこの本を贈ろう!!」
スタッフに贈る本を選ぶのは、私には本当に楽しい時間だ。
時には、2冊や3冊の本を前に、凄く悩むこともある。
その時は2冊をスタッフに見せて、本人に選んでもらえばいい!!
しかし、しかし、当院のスタッフは人数が多い!
事務のスタッフを含めると40名近いスタッフが当院で働いている。
そう、当院は、わが家庭は大家族なのだ!!
2月だけでも、5名のスタッフの誕生日があり、私は5冊の本を
選ばないといけない!!
プレゼントする本は、基本的に、リアルの書店か、アマゾンなどのネット書店で
新品を購入する。
しかし、昨日ある疑惑が、本のプレゼントに関して起こった。
それは、私があるスタッフに贈った、渡邉美樹さんの著書「君はなぜ働くか?」が、中古品ではないか?院長が何度も読み返したお古ではないか?と言う疑惑だ。
私は決して、お酒は飲んでいない!ごっくんはしていない!!
そんな言い訳をして、私は院長を辞任する訳にはいかない。
今朝、こっそりとアマゾンで、「君はなぜ働くか?」を注文した!!
明日には届いて、スタッフに詫びて、交換するつもりだった。
少しして、私にアマゾンからメールが届いた。
「クレジットカード決済が出来ませんので,
商品は送れません!!」
オーーー
ノ----ッ!