ペリオインプラントセミナー第2回
銀座で買ったH&Mの服が
余り着てもいないのに、破れまくり!
ルーマニア製は、それほど縫製が悪いのか?
ユニクロに代表される中国製の服でも
最近は、かなりよくなっていて、すぐには破れたりしない。
このままH&Mは安価の波に乗って突っ走るのか?
それとも、どこかで失速するのか?
日本の消費者は私も含めて、服に何を求めているのだろう??
今日の日曜日は、京都の山田先生が主宰される
ペリオインプラントセミナーの第2回目だった。
今日のスペシャルゲストは明海大学歯周病科教授の申先生!
事前に私たちは、申先生の著書とDVDを見ていて準備はばっちり!
今日のセミナーに臨んだ。
今日のメインテーマは歯周外科について!
歯周病、歯槽膿漏の治療の1つが歯周外科と言って
文字通り、歯茎を切って外科的に歯周病の治療をする方法だ。
当院では10年ほど前は、どんどんと歯周外科を進めていた時があった。
当時、歯科雑誌にはある流行りの言葉が溢れていた。
その言葉は「予知性の高い。。。」
「予知性の高い歯周外科」
「予知性の高い補綴治療」
「予知性の高い。。。」
この単語を日本に持ち帰り、予知性の高いと訳したのは
当時日本で最大のスタディグループJIADS(ジアズ)を主宰していた
当時大阪で開業されていたO先生。
O先生が日本で紹介した歯周外科の「アピカリーポジションドフラップ」は
一世を風靡して、多くの症例が当時、歯科雑誌を華々しく飾っていた。
私も当時、JIADSのコースを受講して、そのアピカリーポジションドフラップの
テクニックを習って、多くの患者さまに施した。
しかし、その術式には1つの欠点があった。
それは術後に、痛みが出やすいことだ。
痛みが出やすいことは、決して患者さんにとっては望ましいことではない!
それから段々と私は、この歯周外科を行う機会が減っていった。
しかし、数年前からまた歯周外科は新しい局面を示していた。
それは、昔の歯周外科が「切除療法」と言って、悪い場所をバッサリ切り取る方法なら、今の歯周外科の流れは、完全に「再生療法」!
失った組織をもう一度再生する方向になっている。
GTR法、エムドゲイン法、GEM21S法、歯間乳頭再生術
新たなテクニックは、今度こそ、間違いなく患者さんにとって朗報となる。
そんなテクニックを学ぶために、私たちは豚さんの顎を前に1日奮闘した。
夕方の5時になり、1日のプログラムが終わるころには
さすがに私は疲れ切っていた。
今から自転車で帰るのは面倒だな!と思った私は
自分の重い荷物を少し持って帰ってもらおうと思って
横に座っていた当院のH先生に声をかけた。(腰痛のため私は久しぶりに自転車に乗ってセミナーに来ていた。)
「H先生は、ここまで原付で来たの?」
「いや、チャリで来ました!」
「えっ!あんなに遠くからチャリで来たの?」
「はい!」
そう言えば、この4月から当院に勤務する予定のF先生も自転車通勤をすると
昨日言っていた!
みんなが自転車か!!素晴らしい!
当院は、これからも、地球環境に優しいエコ歯医者になる!
決してエゴ歯医者ではない!!