茨城県でマイクロ実習
複数のマスコミさんから
クリニックの取材依頼の
メールが同時に届く。
なぜ、このタイミングで?
そうか?今は歯の衛生週間だ。
ごめんなさい、今は衛生士学校の
1年生も含めて4名の実習生と
明日は3名の他院の衛生士さんが
見学に来られるので、取材を受ける
余裕が全くありません。
日を改めて、是非宜しくお願いします。
残念。
土曜日に美味しい常陸牛の鉄板焼きと
美味しいワインと食後のコーヒーを
しっかりとご馳走になった私だが
深夜の1時過ぎにホテルのベッドに入るも
目が冴えて眠れない。
大友先生に「こんな時間に
コーヒー飲んで大丈夫ですか?」
と聞かれたのだが、後の祭り。
アルコールとカフェインと
小心者の私の新しい街への緊張感から
私は明け方まで寝付けないで
たぶん睡眠時間は2時間程度で
ひたちなか市の長尾歯科での
実習の準備を始めた。
私はかなり前にマイクロスコープを導入して
顕微鏡歯科を開始した。
今では勤務医用のネクストビジョンを
含めると2台のマイクロスコープが
当院にはある。
通常は2倍程度の拡大鏡で拡大視野で
仕事をしている私であるが
時々はマイクロを使って倍率を上げての
仕事になる。
マイクロを使用して拡大視野で仕事を
することは大変重要で、今の日本の有名な
歯科医師の先生で拡大視野で仕事を
していない先生はいなく、岡山でも
少しでも良い仕事をしたいと言う先生は
必ずマイクロを100%導入している。
しかし、しっかり見えることと
しっかり仕事が出来ることは違い
上の顎ならまだしも下の顎で鏡を使って
反転させて状況での治療は凄く困難だ。
私は過去に何度も、マイクロセミナー
実習に参加して、下顎でも鏡を使い
自由自在に診療が出来るトレーニングを
繰り返した。
そして下顎のミラーテクニックに
挫折した。
しかし、長尾先生はほとんどの部位で
ミラーを使用しないで直視で
マイクロを使用されている。
その直視のマイクロテクニックを学ぶために
私はわざわざ岡山から茨木のひたちなか市まで
移動して、寝不足でフラフラしながらも
実習先の長尾歯科に到着した。
交通に慣れない私のために
ホテルから長尾歯科まで長尾先生が
わざわざ往復とも車で送って頂いた。
そして長尾歯科においての
直視のマイクロ実習が始まった。