派手な歯医者 地味な歯医者
テレビに出て歯の話しをしたり
新聞に歯のコラムを書きだして、
メールや電話での歯の相談が凄く増えた。
特に月曜日はメール相談や電話相談が
多い曜日!
メールを下さる多くの方が、
現在かかりつけの歯科医院で歯の治療中!
かかりつけの先生に聞けない内容を
私にわざわざ相談してくる。
セカンドオピニオンでもサードオピニオンでも
あなたが少しでも喜ぶのなら、安心するのなら、
私はどんどん相談に乗りましょう!
そう思っていた。
しかし、今日の電話はある学校の
養護教諭の方からの、深刻な相談電話!!
一介の歯医者の私じゃ、全く力になれない!!
自分の力不足、不甲斐なさを思い知った。
先日の2日間のインプラントセミナー、
私はジャスコの特売で買った7800円のスーツに
ユニクロの白シャツを着て参加した。
7800円のスーツもユニクロのシャツの
ストレッチ素材なので凄く楽ではあった。
大阪の会場には、20名近い歯科医師の先生が参加されていた。
東京と比較すると大阪の先生は
装いが派手な先生が多い傾向にあると私は思う。
会場内はファッションだけを見ると
派手目な先生と、地味目な先生に2分された。
(私はもちろん地味目の筆頭である。)
ファッションが派手目な先生は、ヘアースタイルも
カッコよく、表情も明るく社交的な感じを受けた。
誰とでも気さくに話すフランクなイメージも受けた。
ファッションが地味目な先生は、真面目そうだが、
髪型も地味で、表情は何となく暗い感じを受けた。
こちらから話しかけづらく、何となくとっつきにくい
イメージをさえ受けた。
ここで私は、ハタと気がついた。
患者さんの側からすれば、ファッションは派手目だが
気さくな歯科医師の先生と、ファッションは地味で
話しにくい歯科医師の先生、どちらが喜ばれるのだろうか?
明るい先生と話をすれば、目の前の相手も明るくなる。
暗い先生と話をすれば、目の前の相手も暗くなる。
これこそ、「鏡の法則」!!
永遠に不滅な法則である。
私はここ数年「みっともない生き方」を模索して
なるべくお金を使わないファッション、エコを
心がけて行動したつもりだ。
腕時計はしない!
車は1台に長年乗り続ける!
その上移動は出来るだけ自転車!
服は長く着ることが出来る
オーソドックスなもので安いもの。
お気に入りのファッションスポットは
「ユニクロ」と「洋服のはるやま」だ。
しかし、街でばったり自分の主治医の歯科医師と会った時、
「みっともない格好」をしている先生と
「それなりに綺麗な格好」をしている先生とでは
患者さんはどちらの方が幸せに思うのだろうか?
先日のインプラント友の会食事会に参加した時
私は、テレビ用の一番派手なネクタイをして
顔には韓国で買ったBBクリームを塗りたくった。
私と対面される参加者の方に、笑って明るくなって
喜んで帰って欲しかったからだ。
だから私は敢えて、顔色を明るくして
ネクタイも明るくド派手にした。
ここで私は方向転換をするべきか?
「みっともない生き方」は継続しながら、
いつも笑顔で、顔色は艶々、
(日焼けサロンで真っ黒艶々もいいかもしれない!)
ファッションは安いけど少し派手目!
そう大阪のおばちゃんのように!
明るく、なお且つ豪快に
私は生きてゆきたい!!