大阪インプラントセミナ-
土曜日の夜、大阪で
凄い歯科医師の先生と食事をして
遅くまでお酒を飲んだ。
凄い人と会いたいと思えば
ダメモトで「会って下さい!」と
お願いすれば良い!
多くの場合、誰かと誰かは繋がっていて
友人知人の紹介で誰にでも会えるものだ。
こうやって、私は渡邉美樹さんとも
本田健さんともお会いしてきた。
今度は、私が凄い人と、凄い人とを繋げる番だ!!
土曜の診療を休んで、私は土曜日曜と
サイナスアプロ-チアドバンスコースに出席した。
今年の私の大きな目標は、インプラント治療における
上顎洞へのアプロ-チを、ほぼ完璧にそして安全に
アプローチすること。
そのために、私はソウルに飛び、東京に飛び、大阪へと移動した。
今回の2日間のコースが私の上顎洞への
インプラント治療の最終章となる予定だった。
早めに会場となった3iの研修室に着いた私は
この2日間のコースを完璧に過ごそうと気合を入れる。
講師のA先生は、元JIADSの講師!
師匠は、あの小野義弘先生と言われる。
(私も小野義弘先生を歯周病治療の師匠として
尊敬申し上げている。)
インプラント治療を安全に、そして少しでも快適に
過ごしてもらうためには、最新の器具を用意して、
最高の治療を行わないといけない。
先日から少しキナ臭くなっているお隣の韓国。
人工対比では、日本よりインプラント治療は凄く進んでいて、
多種多様の機械も、インプラント自体も発売されている。
私が先日1泊2日でソウルに行ったのは
韓国のインプラント機材を購入するためだった。
今回のセミナーの大きな目的は、韓国発のインプラント機材
数種類の使い方の説明と実習がメインであった。
土曜日の朝、2日間共に実習する隣の先生と
ご挨拶をして名刺交換した。
沖縄から参加されていたS先生は
私の名刺を眺めるなり、一言私に言った。
「よくセミナーをされている中野先生ですか?」
「良くではないですが、時々、歯科医師会や
歯学部の同窓会のお呼ばれして、お話をしています。」
「実は、私はこう言うものです!」と
S先生は別の名刺を私に差し出した。
その名刺には、沖縄歯科医師会の学術担当と書かれていた。
キラーーン!!私の目が光った。
私は数年前まで、あの世界でも有名なH社の
エルビウムヤグレーザーの講師をしていた。
この私が同業の歯科医師の先生を対象に
セミナーを各地で開催していた。
「中野先生、次のセミナーは沖縄でしませんか?」
力強いH社の担当の方の言葉を凄く楽しみに
私は数年間ずっと待っていた。
しかし、少し前にH社は正式に歯科レーザー分野からの
撤退を表明して、私の沖縄行きは幻に終わった。
「S先生、いつでも私を使って下さい!!」
「沖縄で歯科医師の先生対象のセミナーの開催はいかがですか?」
「えっ?時期ですか?海で泳げるシーズンがいいですね!」
「こんな風に見えて私、
結構良い仕事をしますよ!!」