今回は、歯科の
「定期メンテナンスを
受ける人と、受けない人、
どうちがってくるの?」
というテーマでお伝えしています。
たくさんの患者さんを診てきて
ある傾向に気づきました。
それは・・・
年齢のわりに
ひどく歯ぐきが下がり
歯が長く見える方が
時々いらっしゃいます。
そのような方の問診票を拝見すると
ほとんどの場合、
糖尿病との記載があるのです。
基本的には
加齢とともに
どんな人も歯ぐきは
下がってきます。
平均して、なんと
10年で2ミリ下がる
と言われているんですね。
だから、30代と50代では
約4ミリも下がっていて
普通なのです。
でも、時々
それ以上に歯ぐきが下がり
歯が長く見える方を
お見受けいたします。
この原因は
歯周病の進行と思われます。
実は、糖尿病と歯周病は
深いつながりがあり
お互い悪影響をおよぼすことが
わかっています。
歯周病が進むと
糖尿病が悪化し、
糖尿病が進むと
歯周病も悪化するのです。
逆に、歯科の定期メンテナンスを
受けていただき
歯周病の進行をおさえることが
できれば
糖尿病の進行をおさえる意味でも
良い効果が得られるのです。
歯周病は
歯とお口の中だけの感染症ではなく
全身疾患とのつながりが深いため
あなどれません。
歯科の定期メンテナンスで
症状に気づき
改善することができれば
糖尿病など全身疾患とも
縁遠くなれるのです。
よろしかったら
これからは
定期メンテナンスを
習慣にされてはいかがでしょう。
あなたとご家族の
これからのハッピーのために
役立つと思いますよ。