特別養護老人ホーム
NTTのタウンぺージの
担当の方と打ち合わせ!
昨年の4月からの医療法の改正により
医療機関の広告規制は大幅に緩和された。
規制緩和に伴って看板やタウンページに
自分の顔写真やスタッフの写真や院内の写真の掲示が可能になった。
担当者の持参した進んでいると言われる横浜のタウンページの広告の
ある歯科医院の院長先生の写真は、インプラントの治療中の写真だった。
うーん!オペ中の写真より院長の笑顔の写真でしょう!と
当院のタウンページの内容について頭を絞ってアイデアを出しあう。
さてどんなタウンページとなるのか?少し楽しみ!!
昨日は多くの方との打ち合わせに追われる中
約束していたある特別養護老人ホームの見学に出かけた。
特別養護老人ホームは新規はもう認可されないと思っていたら
そうではなくて、その施設は今年1月に完成したばかりだった。
この特別養護老人ホームはただの特別養護老人ホームではなかった。
地域限定小規模特別養護老人ホームらしい!
ケアーマネージャーの資格は持っている私だが
実際のケアマネの業務はした経験の無いペーパーケアマネの私は
最近の介護保険事情に少し疎くなっていた。
地域限定でその地域に住まれる方が優先で入居できて、その上に小規模であるために細かなケアが可能となる特別養護老人ホームであった。
当院は余り大きくは宣伝していないのだが
歯科の往診には開業当時から力を入れている。
16年前に私が歯科医院を開業したときは歯科で往診を行っている
ところが岡山市にはほとんど無かったので凄く喜ばれることが多かった。
寝たきりの女性の方の入れ歯を作ったり、痛い虫歯の治療をした後で
まるで私が仏様のように手を合わせて拝まれた経験も何度もある。
当院の歯科の往診の変遷は、訪問歯科診療から始まり、大きな壁にぶつかり
歯科衛生士の口腔ケアを積極的に導入!その後、またまた大きな壁にぶつかり
摂食嚥下治療に対する取り組みを始めた。
トータルの取り組みは岡山県では有数だと思っている。
そんな当院なので新しい特別養護老人ホームから歯科診療と口腔ケアの依頼を受けて、まずは私が施設の概要と入居者の状況を視察したいとその施設に赴いたのだ。
そこではゆったりとした雰囲気の中で数名の高齢者の方が
施設のスタッフと共にゆったりとした時間を過ごしていた。
その方々の表情はとても落ち着いているように感じられた。
素晴らしい施設と、多い人数のスタッフ、そして少ない入居者!
ここでは多くの高齢者の方に、安心と安全と希望を与えながら、地域にも雇用と言う大きなプレゼントを与えていた。
理想的な高齢者の社会だなと感じながらも、逆にこれで果たして採算が取れるのかと私は少し心配になった。
先日搭乗したJALウエイズのエコノミークラスには、日本人の客室乗務員は
一人しかいなかった。後はタイ人の客室乗務員!
日本の介護施設にも、タイやフィリピンからの介護スタッフが増えるのは
時間の問題のように思えるがどうであろうか?
もしかして歯科医院のスタッフにも海外からの波が??