インビザライン マウスピース(アライナー) の正しい取り扱い方法
インビザライン マウスピースの正しい取り扱い方について
こんにちは、なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長の中野です。
当院では岡山では珍しく15年前からインビザラインのシステムを
取り入れており、今までに多くの方にインビザラインのマウスピース矯正を
受けて貰っています。
今日は、インビザラインのマウスピースの正しい取り扱い方法についてお伝えします。
インビザラインは世界最大のマウスピース矯正システムですが、
その効果を最大限に引き出すために、適切なケアが必要です。
1. 清潔な手で取り扱うこと
インビザライン マウスピース、私たちはアライナーを呼びますが、アライナーを触る前に、
必ず手を洗って清潔にしてください。清潔な手で触ることで、
マウスピースへの細菌や汚れの移動を防ぎます。
また最初のころ、取り外しが困難な時は専用の器具もありますのでご相談ください。
2. 食事時に取り外すこと
食事や飲酒の際には必ずインビザライン マウスピースを取り外しましょう。
マウスピースを装着したまま食事をすると、食べ物や飲み物がマウスピースに付着し、
特潔さを損なうことがあります。
特にマウスピースを嵌めたまま、糖分が入った甘い飲み物を飲むことは
短期間で虫歯が進むことがあるために厳禁です。
またマウスピ-スを嵌めたまま、赤ワインを飲むと直ぐに歯に着色します。
3. マウスピースの清掃を怠らないこと
毎日の使用後、マウスピースをぬるま湯で優しく洗浄し、歯ブラシや専用のクリーナーを使って
汚れを取り除きます。マウスピース内部や外部の清潔さを保つことは、
口臭や感染症を予防するために非常に重要です。
マウスピースの清掃方法がわからない方はクリニックのスタッフにお声がけ下さい。
4. 専用ケースに保管すること
マウスピースを一時的に取り外す際には、専用のケースに保管しましょう。
これにより、紛失や破損を防ぎ、マウスピースを清潔に保つことができます。
ティッシュペーパーにくるんでいて、家族の方に捨てられた
リビングのソファーに置いていて、愛犬に噛まれてグチャグチャになった
事例が当院でも多く起こっていますので、ご注意下さい。
5. 正しい装着・取り外し方法を守ること
インビザライン マウスピースの装着と取り外しは、正確に行う必要があります。
必ず指で行って下さい。嵌め方も大切です。
スタッフの指示を受け、正しい方法を習得しましょう。不正確な取り扱いは
矯正効果に影響を及ぼす可能性がありますし、マウスピースの破損にも
繋がります。
6. 歯科医院での指示に従うこと
最も重要なことは、歯科医院での指示に従うことです。
マウスピースの装着時間や交換スケジュールに関する指示を守り、治療が成功するのを助けましょう。
インビザラインを使った歯列矯正は、美しい笑顔を実現するための優れた方法です。
しかし、正しい取り扱いを怠ると効果が低下し、清潔さや快適さに影響を及ぼす可能性があります。
しっかりとケアし、歯医者の指導に従うことで、美しい歯並びを手に入れるのに一歩近づくことができます。
お口の健康をサポートするために、何か質問や疑問があれば、歯医者に気軽に相談してください。
私たちは皆さまの美しい笑顔を実現するお手伝いをいたします。