同窓会インプラントセミナー
午前中と午後にインプラントオペの
ダブルヘッダー!
午前中の患者さんも午後の
患者さんもそれぞれに緊張されている。
当院でインプラント治療を受けてもらう以上は
必ず安心安全なインプラントを提供しなければ!!
今週は明日も明後日もオペは続く!!
昨日の日曜日、大学で同窓会主催のインプラントセミナーを開催した。
「口腔インプラント治療の最新パラダイムシフトを自分のものに」と言う
タイトルに50名以上の参加者が集まった。
私の仕事は最初の開会の挨拶!
いつものようにその場の雰囲気で適当に挨拶をしようと思っていたら
午前中の座長のS先生は挨拶の文章をきちんと下書きをしているではないか?
「えらい違いや!!」
下書きも何もしていない私の挨拶はやはり「そこそこ」
うさぎと亀の競争ではないないが、仕事の出来る人間は必ず事前にきちんと準備している。
岡山大学歯学部では毎年のようにインプラントのセミナーを開催しているのだが
歯学部でインプラントをする教室がいくつかある。
午前中の講義を聞いていえ感じたことは、本当に最近のインプラントの最先端の流れがよくまとめられている。
それもきちんとエビデンスに添った内容で。正しいことは正しい、まだよく分からない点はよくわかならいと正直に話をされていた点が、好感が持てると同時に信頼できる内容の話だった。
特に全くの無歯顎に4本のインプラントのみで全ての歯をもたせる
オールオンフォーには多くの参加者が大きな関心を寄せていた。
総入れ歯の方がわずか1日で入れ歯から解放される。
Teeth-in-A-day は本当に技術的に難しい面はあるが素晴らしい。
技工士さんと歯科医師のコラボレーションもさすがに
補綴の先生らしくセラミックの仕上がりは本当に天然の歯を見間違わんばかりの素晴らしさであった。
さすがに補綴の教室のインプラントはセラミックもきれいだ。
最近では1日で入れ歯から開放されるのではなくて、わずか1時間で入れ歯から開放されるTeeth-in-An-hourのコンセプトも紹介されている。
わざわざ東京や福岡までセミナーや見学にいかなくても
こんなに身近に素晴らしいインプラントをする教室があったなんて!
完全に私は見落としていた。
私は大学でインプラントを学びたい!大学の後輩から学ぶのは大きな勇気がいるかもしれないが私は恥をかくことはへっちゃらである。
頑張って学びたい!それほど素晴らしい内容の話だった。
午前中は12時半に講義が終了して1時半から午後の実習の予定だった。
私はお昼休みの1時に打ち合わせの予定を入れていた。
しかし午前中の講義が伸びに伸びて午後の1時を回ってしまった。
「中野先生、お弁当ありますよ!」の声に手を振りながら
私は打ち合わせの場所へと急いで向かった。
無事打ち合わせを終えて、私は再び会場の大学へ戻った。
午後の実習に顔を出して、あわよくば残ったお弁当にありつこうと考えたからだ。
しかし4階の講義室の電気は既に消されていて人の気配はなかった。
いつもの臨床実習室で実習を行っているようでなかった。
レジメを見ると午後は第2基礎実習室での研修と書いていた。
4階を探しても第2基礎実習室は見つからない!
3階も5階も8階まで、私はくまなくお弁当を!いや第2基礎実習室を探した。
しかし歯学部の建物の中に私は最後まで第2基礎実習室を
探すことが出来なかった。
さっきまで50名いた先生方はいったいどこに消え去ってしまったのか?
真夏の怪談?
消え去った50名の歯科医師!
消え去った第2基礎実習室??
いや実は急に消え去ったのはどこかの同窓会の会長の方だったりして!!