海外に出ることは実に2年ぶりのことである。
コロナ前は毎年のように日本の歯科の見学はもちろん
海外の歯科も定点観測と言って、毎年同じ所の
歯科医院の見学を続けていた。
その場所が、一つはタイのバンコクであり、
中国の上海であり、シンガポール、香港の歯科医院である。

今年はタイの入国に関しては7月までは割と厳しくて
準備が大変で厳しかったのだが、最近では
日本でコロナワクチンを3回接種した証明書の提出
もしくは、最近の PCR 検査陰性の証明書があれば
簡単に入国できると聞いて、
私は数年ぶりにタイに行くことにした。

この時期の海外のエアーチケットは、燃料サーチャージも含めて
凄く高い、特に人が多く移動する時期は、普通は凄く高いのだが、
成田発の LCC を利用するとバンコク行きも片道数万円程度と安い。

今回私はANAを浮気をして、成田発のJAL系の LCC ジップエアーを
初めて使用することにした。

木曜日に東京でのインビザラインのセミナーを私だけ
少し早めにあがって、京成上野駅から京成スカイライナーで
成田空港へと急ぐ。
 LCC なのでチェックインに時間がかかるかなと思っていたのだが
比較的スムーズにチェックインも進み、長蛇の列ではあったが
30分かからない程度で ZIPエアーのカウンターで、
私はパスポートと E チケットとコロナワクチン3回接種証明書を
提示することによって、バンコク行きのチケットを得ることができた・

成田空港は未だに半分以上のお店が閉まっていていて、
寂しい思いをする中、定刻通り成田発のバンコク行きの飛行機は
バンコククを目指して離陸して6時間後にはバンコクの空港に到着した。

LCCなので機内食は事前の予約制であり、飲み物や毛布も全て
機内での購入となる。私は最近は時差ぼけ解消もあり、機内食は
ほとんど食べないで、映画もタブレットにネットフリックス等の
映画をダウンロードして見ているので、機内の映画サービスも
無くても大丈夫だが、数年ぶりの6時間の飛行機の移動は
まあまあ長く、後数冊の本を機内の荷物に
入れてくるべきだったと少し後悔した。

今回はタイでの入国審査とか、いろんなことが心配なこともあり
空港からホテルまではホテルの往復送迎サービスをお願いしていた。

今回私が宿泊をお願いしていたホテルは私がバンコクでは1番好きな
チャオプラヤー川沿いにあるペニンシュラホテルバンコクであった。

スーツケースを飛行機に預けないで、機内持ち込みの小さい荷物一つで
私はバンコクに来ていたので、入国審査ももあっけないぐらいすぐ終わって
簡単に外に出ることが出来た。

空港にスタンバイしていたペニンシュラのスタッフの方が
「早いですね、到着して空港から出るまで６０分以上かかる方が
多いです！」と言われて、すぐにお迎えの車に案内して貰った。

バンコクの空港から、高速道路を通ってホテルに向かう途中で気になったことは
今までは韓国のサムスンとか、中国のファーウェイとか、日本のダイキンとか
大企業の看板が多かったのだが、今はコロナ不況のためか、目立った看板は
バンコクの医療系のクリニックや、ホスピタルの看板であった。

ドクターの大きい顔写真を出したクリニックの看板はタイが医療ツーリズムに
力を入れているのがありありとわかり、コロナによって観光産業が壊滅的に影響を受けた
タイにおいて、今外貨を稼ぐことができるのはやはり医療のようだという事を
まざまざと感じた。

バンコクは日本よりも蒸し暑いと思っていたのだが、
空港の外も意外に涼しくて日本よりは逆に涼しいのではないかという感じがした、
高速が遅い時間でも渋滞して、ホテルまでは６０分かかった、
ホテルに到着して、LCCで食事を食べていなかった私は
ホテルでルームサービスで遅い食事をしてその夜はすぐに休むことにした。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。