淳風会の健康診断が終わり、ニトリでゴミ箱を買っていると
私に電話がかかって来た。

スマホには「岡山市保健所」と書かれていた。

私はご縁があって「岡山市保健所」を番号登録していた。

 

数年前に、私は先輩の歯科医師の結婚式でカキに当たり
食中毒を起こした。

その時は、場所が銀座のブルガリレストランで起きた
集団食中毒と言うこともあり、全国ニュースになり
私は何度も岡山市保健所に伺い、捜査?に全面的に
協力をした。

保健所には私の良く知っている後輩の歯科医師の先生もいて
「中野先生、大変でしたね!」とねぎらってもらった。

 

同じ保健所で2回も食中毒を起こすなんてどんな人だろう?

 

今からオミクロン株で忙しくなるのに、アニサキスで
食中毒なってどんな人だろう?

普通はそうおもうはずだ。

 

しかし、さすがに保険所は情報管理が凄かった。

 

保健所の電話の方は、最初から私のことを「先生」と呼んだ。

私のことを歯科医師とわかっている。

 

状況を聞かれたので、私はここぞとばかり
担当の方を笑わせにかかっていた。

「講演を前にして緊張して胃が痛いと思っていたんです!
それが、まさかのアニサキスの仕業なんて!もうびっくり!!」

「妻と話していたんですよ!まさかアニサキスいないよね?
でも、そのまさかが起こったんです!!」

「もう、信じられなーい!!」

 

電話の私の声は裏返り「オネエ」になっていた。

 

 

保健所の方との話は20分以上に及んだが
途中から明らかに笑いをこらえていた。

 

恐らくこの瞬間、岡山市保健所内での私のあだなは
「オネエオニサキス」か「食中毒マニア」のどちらかになったと思う。