今日の土曜日は抜歯が相次ぐ。

私は歯科医師になって35年
当院の歯科医師の中では最も
多くの歯を抜歯してきた歯科医師である。

本日も朝から上下全ての歯の抜歯
お昼前は正中埋伏歯と言う超困難な抜歯
午後はCT撮影からの親知らずの抜歯が
3件も連続で!

本日は文字通り抜歯デーとなった。

同じような外科処置でも
インプラン治療は術後に噛めるようになると
患者さんに凄く喜んで貰えるのだが
抜歯は例え超困難な抜歯を
普通より短時間に、より低侵襲に
抜歯をしても術後に腫れるだけで
患者さんからクレームを貰うことも
多い。

私の友人の歯科医院では親知らずの
抜歯の件で、裁判になったと聞いた。

特に日本では、抜歯に関する保険点数が
とても低い。

前歯で1600円、奥歯で2600円が
私たちに入る報酬である。

患者さんの負担はこの3割である。

もちろん、これに再診料や管理料や
お薬代も追加されるのだが、
それでもアメリカやヨーロッパの歯科と
比較して、とんでもなく安い費用である。

私が10年以上前に見学に行った
サンフランシスコの歯科医院では
親父らずの抜歯が1本12万円
同時に4本一気に抜歯をしていた。

その先生は午後4時には
「今からパーティがあるから!」と
仕事をあがっていた。

当院の患者さんで岡山からアメリカの
大学に進んだ方が、アメリカでの抜歯の費用が
高すぎるので、アメリカと日本の飛行機代を
負担してでも、日本の方が圧倒的に安いからと
岡山で戻って抜歯をされたこともある。

安かろう、悪かろうにはしたくない!