バレンタインデー悲喜こもごも
バレンタインデー翌日!
私はレンタインデーにもらったチョコレートは
その日のうちに全て自分自身で食べきる主義である。
昨日も鼻血を出しながら全て完食!
そう書くとさぞかしモテル男のように聞こえるが実際はそうではない。
スタッフからもらった分、患者様から頂いた分、妻からもらった分。
今年は合計5個のチョコレート!!
その夜に5セットのチョコを食べきることは
甘いものに目が無い私には簡単なこと!!
バレンタインデーには誰しもが多くの思い出を持っていると思う。
昔一度だけボトルキープしていた飲み屋さんから
バレンタインデーに郵送でチョコレートが届いたことがある。
私は基本的にお酒は飲まない。
同窓会や歯科医師会のお付き合い以外は夜の街に飲みに出ることは無い!
ある年に歯学部サッカー部の後輩数名を私が飲みに連れてゆくことになって
若い女の子がいる飲み屋に後輩を連れて行った。
その時に私は生まれて初めてボトルキープと呼ばれる行動を取った。
ボトルを入れたほうがトータルで安く飲めると聞いたからだ。
ボトルはキープはしたのだが結局その後にそのお店に行くことは無かった。
何年か前にそのお店から自宅にチョコレートが届いたことがあった。
私の中学生の娘は抱えきれないほどのチョコレートをもらって昨日帰宅したが
男子も中学生になると誰もが色気づく年齢である。
ある中学1年生の男子が生まれて初めてバレンタインデーにクラスの女の子からチョコレートをもらった。
しかし、その女の子は理由はわからないがクラス中から嫌われていた。
クラス全体での「いじめ」の対象になってい女子。
友人と帰る途中で、その女の子からチョコレートを
わたされた男子は友達から激しく冷やかされた。
心の奥底では、その子からチョコレートをもらったことはとてもうれしかったらしい。
しかしその男子は友達の手前、その子からチョコを受け取ることを拒否した。
ひどい話だが、その男子はもらったチョコレートをその子の目の前で投げ捨ててしまった。
本当にひどい話だ。
その男子とは何を隠そう、30数年前のこの私である。
毎年この時期になると昨日のことのように思い出すあの日のこと。
今更後悔しても過去を変えることはできない!!
そのこともあって私はそれから30数年間、頂いたチョコレートは毎年必ず
その日に全て自分自身で完食する。
まあもらうチョコの数が少ないからできる芸当ではあるのだが
あの日の女の子の悲しい目を私は今でも忘れることが出来ない。
批判のコメントを覚悟して、懺悔の気持ちを込めて!!
もうすぐ44歳になる未だに心は少年、体はおやじの歯医者より。