結婚式が無事に終わりチャペルの前の
テラスに出ての写真撮影

雨が降らなくて本当に良かった。
私と妻は1か月前から結婚式の日の
東京の天気が気が気ではなく、
スマホで天気予報を100回以上チェックした。

娘の結婚式は必ず晴れて欲しい!

天気予報は午前中から曇りだったが
朝から晴天の素晴らしい天気だった。

神様も、お天道様も、娘の
結婚を祝福してくれている。


「午後から天気が崩れて雨になるらしいよ!」
「いや大丈夫!天気が崩れるのは
遅い時間にずれ込むはず!」

私の予感は当たり、披露宴までは雨は降らないで、
午後7時前の披露宴が終わる時間に東京は雨が降り始めた。

しかしこのホテルはスタッフの配置も多く
気配りも半端ではなく、見るからに
仕事が出来そうなスタッフがブライダルで
脇を固めている。

多くの面でホテルのスタッフ対応に感激して
感心する1日となった。

結婚式にも披露宴にも新郎の友人は勿論
妻の友人も全国から忙しい中
嬉しいことに大勢が駆けつけてくれた。

しかし娘の友人は本当に優秀な人が多い。

一番前のテーブルには
誰もが知っているキー局の女性アナウンサー
元ミス東大、医師に歯科医師、元博報堂

娘と同級生の彼女ら彼らは娘より
かなり年収を稼いでいるはずだ。

娘は東京のS大学歯学部出身だが
同級生のメンズはイケメンで
女性は美人ぞろいで驚いた。

私は某地方の岡山大学歯学部出身だが
同級生にこんな背が高くてモデルの
ようなイケメンは一人もいなかった。

娘よ!あなたは本当に素晴らしい友人を持った。
絶対に大切にしなさい。

式は時間通りに順調に進んでいった。

無く気満々だった私は完璧に泣くタイミングを
失っていた。


最後に両家の両親が後ろに立たされて
スポットライトを当てられた。

新婦からの、娘からの手紙を聞かされる時が来た。

私はここぞとばかりに、虎ノ門テラスで買った
ハンカチを手にして目頭に当てて泣くまねをした。

妻には感謝状が渡され、私にはなぜかトロフィーが手渡された。

私は思わず

「取ったどー!」と
無人島生活の彼のように叫んでしまった。

披露宴が終わりお見送りの席で
私は涙に未だに濡れていないハンカチを
手にして、出席者の方のお見送りをした。

 

そのハンカチには「39」

サンキューと書かれていた。

こんなハンカチを前日に仕込んでまで
笑いを取ろうとした父親を
どうぞ許して下さい。

娘よ、あなたは本当に綺麗でした。
そして良い男性を選びました!