少しトレーニングした後
妻からのお使いでコンビニに
牛乳を買いに行く。

生憎マスクがどこにも見当たらない。
トレーニングに使った汗臭いタオルを
顔に巻いてコンビニに入る。

その姿はまるでコンビニ強盗のよう！
通報されなくてラッキーだった。

私は本当に根性なしの歯医者である。

自分が持つ力以上に、実力以上に力を出し切る
根性が無く、努力を継続することも私にはできない。

私は箱根駅伝が大好きで、毎年涙を流しながら
選手を応援している。

タスキを繋いだ後、多くの選手が
その場に倒れこんで起き上がることができない。

それだけ自分を追い込んで自分の力以上の
パフォーマンスを彼らは出している。

その姿を見ていると私は涙が止まらない。

私は中学3年の岡山県駅伝大会に出た時に
2番手で走り、20名に抜かれる当時の
岡山県ワースト記録を作った。

その時、私は3番目の選手にタスキを渡した後
その場に倒れることもしないでスタスタと歩いていた。

本気で頑張れば20名に抜かれることは無かったと
今ならそう思う。

実力よりも根性が無かったのだ。

私は自分自身の限界を超えるまで
自分自信を追い込むことができない。

スラムダンクと言うバスケの漫画が大好きだ。

選手が壮絶なる試合を終えて、コートに倒れこみ
しばらく起き上がれないほど頑張っている姿を見て、
私は涙が止まらない。

私は大安寺高校時代、ハンドボール部に
所属していた。

当時の大安寺のハンドボール部は
岡山県下でもかなり強く毎年インターハイが
狙えるポジションにいた。

岡山県のインターハイ選抜の最後の試合で
私の仲間の島村や新谷は90分間走り続け、
シュートを打つ続けて、試合が終わる
ホイッスイルが鳴るとその場に倒れこんで、
暫く立ち上がれないほど疲労困憊していた。

息すらまともに出来ていなかった。

レギュラーでない控え選手だった私は
彼らの姿をいつも眩しく見ていた。

「こいつらは本当に凄い！それと比較して私は本当にダメだ」

大安寺高校のハンドボール部がインターハイに
行けなかった理由は、私も含めて控え選手の
層が薄くて、使い物にならなかったからだ。

私は昔から「お前は要領だけは良い！
手の抜き方がうまい！」とほめて貰える。

人生のモット－は「最小の努力で最大の結果を！」 

要領がよく、手の抜き方がうまくても
上位には行けてもTOPは決して取れない。

例えば今凄く人気になっている
マウスピース矯正のインビザライン治療
私は岡山県では誰よりも早く2008年に資格を取った。

今から13年前である。

実はこのインビザライン治療が日本に入る前から
アメリカの歯科医師の先生のアカウントを拝借して
岡山で治療を行っていた。

今から15年以上前である。

それから本気で死ぬほど学んで学会やセミナーに参加していれば
実績も出て、インビザラインでは日本では間違いなく第1人者になれたはずだ。

要領が良くて、手の抜き方がうまいだけでは
決して一流になれない。

今日から私のモットーを変える。

私のモットー「大器晩成」

人生は今から！

今から全てを本気で頑張る！！

つもり！！！