顎関節症
歯科医院でも少しづつ日々の診療が
前に戻っているように感じる。
しかし東京での感染は止まらなく
私も含めてスタッフには
気を引き締めるようにと伝える。
福岡の先輩の歯科医師の先生や
秋田の歯科医師の先生と
近況を電話やメッセンジャーで話す。
そして何か大きな安心を頂く!!
本当にありがたい。
コロナの影響で歯科医院で急増しているのが
顎関節症だ。
顎(あご)の関節の症状と書いて
顎関節症(がくかんせつしょう)
顎関節症で歯科医院に来院する方が増えている。
顎関節症とは、下記の3つの症状を持つ病気だ。
まずは口を開けたときに顎の周りから音がすること。
カクカク、ポキポキ、ジャリジャリと音がすることがあります。
次にお口を大きく開けることが出来ない運動障害。
そして3番目は痛み。顎やこめかみ付近の痛み。
この顎関節症は女性に多い。
私も入っている顎咬合学会のデータでは、
顎関節症を訴える方は、女性の方が男性より2倍多いと
報告されていて、30代前半の女性の3人に1人は大なり小なり、
この症状を持っているとも報告されている。
では顎関節症の原因は何だろうか?
原因は多く言われていて、例えば、噛み合わせの不良、
歯ぎしりや強く噛み締める癖、ストレスも原因の1つ
と言われている。
最近では、職場や学校でのストレスやステイホームでの自粛による
ストレスから、いつも歯を食いしばっていて、それが原因で
顎関節症を発症される方が多い。
この顎関節症の治療は歯医者さんで行う。
よく整体や整形外科を受診される方がいらっしゃるが、
顎関節症は歯医者さんで相談して欲しい
私たち、歯科医師はまずは原因を調べて、
姿勢や体操などの生活習慣指導から入ることが多い。
人間の体は顎も肩も腰も、繋がっているから、
コリやねじれを取ることから始める場合もある。
スプリント療法と言うマウスピース治療だ。
スプリントとは、ボクシングで使うマウスピースの凄く薄いものを
使用する治療法、これを夜間就寝中に嵌めてもらうことが多い。
他には歯のかみ合わせを治療する噛み合わせの治療や
薬と使った薬物療法等があるす。