歯科医院研修旅行2006 その1
今日は4日ぶりの診療となり、朝から急患の患者さまの対応に追われる。
当院は今年度の歯科医院研修旅行として、グアムを選んだ。
先週、、木曜日の早朝に岡山駅には今回の4日間の研修に
参加する8名のスタッフが集まった。
いつもなら10名以上参加する当院の海外研修旅行も、
スタッフの高齢化?に伴い、家庭があるスタッフ、
特に小さな子供がいるスタッフは、参加しにくくなっており
来年度からの研修旅行は再考を要するだろう。
何はともあれ海外初のスタッフ4名を含んだ8名の団体は
岡山駅から「のぞみ」に乗り込むのであった。
関西空港に予定通り到着した8名は、グアムに向けて旅立った。
私が毎年海外研修旅行を行ってきているのには理由がある。
1、いつも頑張って当院を支えてくれている大切なスタッフをねぎらいたい。
楽しんでもらいたい、リゾートでゆっくりと休んでもらいたい。
2、海外でいつもと違う経験を積んで、スタッフに人間の幅を増してもらいたい。
3、飛行機とホテルはサービス業の最先端と思っている私は、旅行を通じて
サービス業とは何か?を肌で感じて欲しい!
4、4日間寝食を共にして、スタッフ同士、院長とスタッフの垣根を無くしたい。
5、人生はチャレンジであることを、身を持ってスタッフに伝えたい!
私はこの海外研旅行の添乗員!
8名の参加者が安全で、楽しくて、有意義に、
そして実りある4日間にしないといけない。
グアム空港に着くと、私だけ送迎のバスに乗らず、空港で8名乗りの
バンをピックアップして一人だけホテルに向かうのであった。
今回のグアムでの宿泊先はハイアットリージェンシーグアム!
グアムでの一番格上のホテルと私は思っている。そこを予約した。
部屋に荷物を置いた私はさっそく、夕食の下見に出かける。
グアムの食は。。。。。。。美味くない!!
ホテルで1万近いバカ高い料金を出しても、ホテルロードに出て
そこらのレストランに入っても、ロコが行く店に行っても、美味い店は
本当に少ない。(ここらがハワイと大きな違い!)
私は今回は目的を持ってレストラン選びをした。
最初の夕食はグアムのタモン地区から車で15分ほど走った
TMCビルの近くにある「ローンスターステーキハウス」
ロコや米軍関係者で毎晩込み合っているステーキハウス!
まずここでグアムはアメリカであると感じて欲しかった。
ここは前菜もメインの肉も量は半端ではない!
日本人の女性には2人か3人で1つで十分なポーションである。
しかし私は敢えて前菜は4人分だが、メインは人数分自分で
好きな料理を頼ませた。
前菜の巨大玉ねぎのから揚げと、巨大ポテトフライに度肝を抜かれた
私達だったが、サラダを食べる頃には、既にお腹は満腹となっていた。
そこに現れた14オンスから16オンスのステーキ!
さすがに巨大だった。
私が頼んだ魚のグリルも魚を炭火で焼いただけ!盛り合わせもソースも何もない。塩味だけの巨大な魚の固まり!
シンプルすぎる。
案の定、ほとんどのスタッフは半分も食べることは出来なかった。
食べ物を粗末にできない私は、スタッフの残したステーキを順番に
もらって食べ続けた。
今回の研修旅行のキーワードは「チャレンジ!」
人間やればできるものである。
私は過去1年間で食べた肉より多い分量の肉を一晩で胃袋に押し込んだ。
ベジタリアンの私がステーキハウスで分厚い肉と格闘する。
チャレンジ!!
私はアメリカをスタッフに感じてもらいたかった。
私:「どう?この店の雰囲気?」
スタッフA:「びっくりドンキーみたいですね!」
びっくりドンキー???
だから、アメリカを感じて欲しいんだって!アメリカを。。。。。。