ラグーナ ビーチ クラブ(タイ)宿泊記
アンダマン海の真珠と形容されるプーケットはタイきっての人気を誇るビーチリゾートです。 最近ではハワイとよく比較されますがハワイとは別物でプーケットには美味しいタイ料理もあれば安い買い物もあり、怪しいゴーゴーバーなどのスポットも多くありハワイよりかなり安く過ごせ楽しむことができます。
ごちゃごちゃしていて何でもありがタイのそしてプーケットの魅力でしょう。 プーケットは案外広い島で宿泊するホテルで雰囲気が全く違います。 パトンの安バンガローに泊まり屋台で食事も安く過ごすのもいいのですが高級ホテルがタイでは安く利用できますのでここでは少し背伸びしましょう。
ラグーナエリアは空港からは20分位のパンタオビーチにありますがここは5軒の豪華ホテルからなりホテル間は無料のシャトルボートやシャトルバスで繋がれています。 5軒とは『バンヤンツリープーケット』『シェラトングランデラグナビーチ』『ラグナビーチクラブ』『デゥシットラグーナビーチクラブ』『アラマンダラグーナ』です。 例えばバンヤンツリーのスパもデゥシットのタイ料理も両方簡単に楽しめてしまいます。 2000年問題で大騒ぎしていた新年はラグーナビーチクラブに宿泊しました。
6ヶ月前は強気で宿泊が全てブロックされていて全く予約が入らなかったのですが3ヶ月前からぽろぽろとWeb上から空き室が出て何とか年末年始の部屋を抑えることができました。
このホテルはアクティビティが充実していて何かクラブメッドの乗りを感じます。当日の朝にはフロント横の掲示板にはいろいろな無料のプログラムが掲載されビーチで遊んだり、バティック染めを経験したり、プールでエアロビなどを楽しむこともできます。
ビーチには三つ編みを編んでくれるおばさんや、マッサージをしてくれるおばさんや、おやつを売りに来るおばさんで飽きません。 ホテルの中の芝生でもおばさんたちは一所懸命営業をしますので私達は毎日のように格安のマッサージを受けました。娘は三つ編みおばさんに髪を編んでもらいステーィビーワンダーになりました。
プーケットは果物が安く日本では珍しい生のマンゴスティンやドリアンにも挑戦できますし臭い臭いと言われるドリアンも旬の時期に食べれば本当に美味しいです。 衛生上の問題があり屋台での食事、生水、ジュース類も全く口にしなかったのですがあるとき事は起こってしまいました。
2000年のカウントダウンパーティに家族で行き、音楽を楽しみ、食事を楽しみ花火を楽しんでカウントダウンして2000年を迎えた翌日のこと11時くらいに急に寒気と吐き気とひどい頭痛に襲われた私は部屋で休んでいたのですがとも我慢できなくなりエリア内の診療所まで運ばれました。 カウントダウンした私自身がダウンしてしまったのです。
タイのそれも田舎のプーケットの診療所には看護婦さんが1月1日でも常駐していて私の症状を見てタウンの病院の医師を呼んでくれました。 医師が到着するまで1時間、私は本当にこのままここで死んでしまったらどうしよう?
死ななくてもあさっての便で日本には帰れないで当分プーケットで入院かなと凍えそうな体を抱えて漠然と思っていました。 どんな先生が来るのだろう? タイってエイズが多いんだよな? 注射の針ちゃんと消毒しているかみないとなと思っていると先生到着!
英語が堪能なまじめそうな誠実そうな先生! 第一印象の顔やイメージって本当に大切だと思いました。 この顔と話し方なら信頼できると! この先生のお蔭で翌日にはすっかり復調した私は何とか無事に日本に戻ることができました。 やはりパーティーの牡蠣にあたったのだろうか?