ホテル体験記 「 ザ ペニンシュラ ホンコン 」
今のSARSの騒ぎで観光客が激減して超高級ホテルの稼働率が10%や20%と言われてキャセイパシフィックも倒産するか?と言われている香港! 当院は、いや私は香港が本当に大好きで過去何回も医院旅行でも香港に出かけました。
その中でも香港といえばこのホテルでしょう。 「香港の貴婦人」と呼ばれ香港に行ったならほとんどの観光客が宿泊しなくても一度は顔を出すと言われているペニンシュラホンコン。
香港の九龍サイドにあるこのホテルは何度泊まっても人を引き付けてやまない何かがあります。 本館とタワー棟があり内装は同じですがカテゴリーはタワー棟の方が上になります。 内装は高級感にあふれてネオクラシック。
フロントでチェックインして部屋に入ると待ち構えていたかのように 給仕の人がウエルカムドリンクのチャイニーズティを部屋に持ってきてくれます。 ロビーラウンジには有名なアフタヌーンティーをとろうと多くの日本人観光客が今日も列をなしています。1階と地下にはショッピングアーケードが!
グッチもエルメスもヴィトンもありますし、ペニンシュラショップではアフタヌーンティで出されるスコーンやお茶が販売されています。 ここのスコーンは私大好きで香港に出かけると必ず買って帰るのですがいつも人気があるのか売り切れていたり数が少なくて悔しい思いをします。
6階には旧リージェントのプールと甲乙つけがたい室内プールがあります。夜にはビクトリア湾の夜景も楽しめますしこのプールも意外に利用客がいないため大のお薦めです。 部屋からガウンでOKです。 スパも宿泊者専用ですが無料で利用できます。白人男性がほとんどでちょっと独特の雰囲気がありました。
レストランはスプリングムーン、香港初心者の方で美味しい料理を食べたいときはお薦めします。 一人世界や2人世界というセットメニューも豊富ですし、もちろん昼の飲茶は洗練されていておいしいです。
最近では少し洗練されすぎていて味に面白みが無いので私は少し不満です。 がつんとした広東料理を出す名店は香港にはいっぱいありますし、スプリングムーンはホテル内のレストランですので値段もそれなりに高いです。
また香港で海鮮料理を食べるときは注意して下さい。 日本人と見ると高いふかひれ、あわび、ツバメの巣ばかり薦める料理店もありますし、竹園海鮮などはよく日本のガイドブックに出ていて伊勢エビのバター炒め?と白ワインがとても美味しいとか書かれていますが私が香港で食べたワースト店のひとつです。
ガイドブックは当てにしないで少しだけ勉強してメニューが読めるようになると広東料理の深い世界が貴方を待っています。 頑張れ! 香港! 頑張れ! ペニンシュラ! 私は香港を応援します。当分行けそうにないですが。