ホテル体験記 「 ホテル オークラ 」
ホテルオークラは同窓会の会議や結婚式の出席のため使ったことはありますが、宿泊したことは一度もありませんでした。 年配の外人さんや政治家が利用するホテルというイメージがあって私はまだ若くこのホテルにはふさわしくないと思っていたからです。(本当はもう若くはないのですが。)
今回オークラクラブの入会記念宿泊券(ツイン1泊20、000円)を利用しました。 リーダーズクラブのメンバーでもあったため20、000円の値段でスイートルームを用意してくれました。その上、おみやげとウェルカムフルーツまで!安い料金で何か悪いみたいです。
このホテルのサービスはさすが名門の貫禄です。ホテルのエントランスのドアマンの帽子がやたら高く大きかっても、ロビーではピンクの着物の女性が多くいてサービスしていてもこのホテルにはまったく溶け込んでいて違和感を感じません。そこがすごい、このホテル!
部屋は和のテイストにあふれていてベッドサイズの枕元には鶴と亀の折り紙が置かれていました。 巨大ホテルの割りに館内は静かで大声で話す人はいません。 回りの環境も静かで、アメリカ大使館の前で国会議事堂も近いですが、特に日曜は人通りも少ないです。
このホテルの利用法はいろいろあると思いますが、オーキッドバーで男前のバーテンダーにオークラらしいカクテルを作ってもらったり、デパ地下ならぬホテイチ(ホテルの1階)の「シェフズガーデン」でホテルの味をテイクアウトするのも楽しいと思います。
この「シェフズガーデン」はテイクアウト専門のコーナーで注文するとガラス張りのオープンキッチンでシェフがサンドイッチやサラダを作ってくれます。 安い価格も魅力的です。 新しいホテルの利用法を示してくれているようで、この試みはとても好感が持てます。
チェックアウトすると東京のホテル宿泊税200円がしっかりと加算されていました。 取れるところから税金を取ってやろうという方法は感心しませんが。