ゴールデンウイークのヨーロッパのセミナーのご報告第2弾
久しぶりの私を皆が歓迎してくれることに感謝!!
やはり、同じ志を持つ仲間は財産だ!!!
ゴールデンウイークのヨーロッパのセミナーのご報告第2弾
初日から3日目までのオーストリアでのホテルはさすがにI先生のチョイスだけあって
田舎町にあってもバスタブはあり、シーツやバスタオルなどのリネン類も柔らかく清潔であり、朝食も美味しかった。
私たちは朝の8時にバスでセミナー会場となる
リヒテンシュタインにあるイボクラービバデント社を目指した。
このイボクラービバデント社は本当に風光明媚な自然豊かな
場所に本社の社屋があり、私たちはその中で贅沢な風景を
眺めながら世界で一番進んでいるCADCAMの世界のレクチャーを
受けることになった。
世界での歯科技工の流れは確実にCADCAMと言うコンピューターを
使う流れにシフトしていて当院の二人の歯科技工士も
金属やセラミックを削る道具から、マウスを持つように
仕事も大きく変化していた。
私はセレックユーザーであり、シロナと言う会社の
ユーザーである。今までの過去の日本でのCADCAMはこのシロナ社の
セッレックがベストでありオンリー1であった。
このシロナ社のセレックを使用すれば
光学印象といってカメラで歯の型取りをして
コンピューターが歯の設計をして
コンピューターが白い歯を削りだす治療
それも1デイトリートメントと言って
たったの1日で治療が完了させることが可能であるのだが
世界中からこの分野に多くの企業が参戦していて
その中の有名な企業がデンマークに本社を置く
3SHAPE(スリーシェイプ)であろう。
今後、5年後、10年後の日本の歯科の世界で
どの口腔内スキャナーが勝ち残り、どのソフトが優秀で
どの削りだしマシーンが勝ち残るのかを私は知りたかった。
なぜならば、勝ち馬に乗らないことには
私たち歯科医院も勝ち抜けることは出来ないからだ。
なぜならこのCADCAMの分野に対する私たち歯科医院の
投資は1千万円単位と高額になるからだ。
だから私は本気で世界最先端の情報を得るために
時差と戦いながら多くの情報を得て
多くの機械を実際に自分の目で見て、自分の手で触れた。
初日の午後の講義で私が一番驚いたことは
このCADCAMを使った入れ歯作りが、凄く進んでいることだった。
当院の超精密義歯はイボクラービバデント社のBPSと言う
システウムがベースになっているのだが
このBPSがCADCAMと融合して凄いことになっていた。
このCADCAM BPSを使えば、わずか3日で今よりも
精度の高い、噛み合わせも良い入れ歯が作成できるのだ。
BPSも最低で3回の来院、3週間で精密な入れ歯が作成できたのだが
CDACAMと融合させると3日で精密な入れ歯が作成できる。
参加された誰もがその完成した入れ歯を実際に見て
手で触って、感嘆の声を上げた!