Dr.中野の活動記録
2005-7-28
歯科衛生士学校のラスト講義
今日は私が受け持っている歯科衛生士学校の今年の1年生の
最終講義であった。
最後の講義に60名近い学生さんが一人も欠席していなくて
本当に嬉しく思う。
私が担当している科目は「歯科臨床概論」
歯科の内容を総論として大雑把に噛み砕いて
衛生士学校に入学してきた新入生に教えるのが私の役目だ。
3年目となる講義だが、今年は一番力を入れた。
60名近い学生さんの興味を90分間惹き付けて
退屈に感じさせないで、歯科衛生士になるやる気も今より高めたい!
毎週日曜に2時間かけて講義の準備をしてきた。
話だけや、教科書にただ沿った内容ではつまらないので
なるべくわかりやすくするために画像や映像、動画にこだわって
スライドやビデオやパソコンのパワーポイントを多用した。
この講義のために買ったビデオとDVDと本だけで
衛生士学校の給料は全て吹っ飛んだ。
それ以外に講義に興味を持ってもらうために
私自身を前面に押し出して
「キザで鼻に付く自慢話が好きな歯医者」を自己プロデュースした。
もちろん自慢話と言っても全て歯科の役に立つ話をしたつもりだ!
服装やバッグにこだわり、嫌な奴と思われても
学生さんの感情を揺さぶることで、この講義に対する記憶力が
増加することを狙った。
当院のスタッフと同じ用紙で目標を立てさせたり、明確な将来の
ビジョンを創造させるビジュアライゼイションの自習もした。
私が持っていた講義のイメージは
歯医者に関する楽しい映画を毎回見ている感じ!
楽しい映画なら90分間もあっという間で苦痛はないはずだ。
講義の真ん中でアンケートを採り、一部学生さんの希望を入れて
方向修正!後半は国家試験対策をかなり取り入れた。
そして今日が最終講義!
講義の最後にまた全ての学生さんに「今まで臨床概論の
講義を受けた感想」のアンケートをお願いした。
一部厳しい意見はあったものの、うれしい声に溢れていた。
「私が歯科衛生士になって成長した姿をぜひ見てください!」
「先生の講義が一番楽しかったです。」
「なかの歯科クリニックがもっともっとステキな医院に発展することを
祈っています!」
「中野先生のこらからのますますの活躍を期待しています!」
「来年も絶対私達の後輩に授業をして下さい!」
いやー本当にうれしいね!
この言葉があるから私はここまで頑張ってこれた!
ベル歯科衛生士学校のみんな、これからも頑張ってゆこう!!