歯医者のひとりボッチ
今日はオペ三昧の1日。
インプラント一次オペ、2次オペ、
歯周外科のオペも数件続く!!
「院長、持針器のカストロビジョーがありません!」
「針がつかめれば何でも良いから持って来て!!」
最後はこうなっても仕方がない!!
患者さんには嫌なオペであるが
切らないといけないときは切らないといけない!!
先日、ある雑誌で「ボッチ」を嫌がる若者が
増えていると記事で読んだ。
お昼ご飯を一人で食べる「ひとりボッチ!」
そんな姿が嫌なので「トイレ」でお昼を
食べる人がいるとも以前から聞いている。
実は私も「ボッチ」が大嫌いの大の苦手である。
昼食も夕食も「ひとりボッチ」で食べるのは
大嫌いで、必ず誰かを誘ったり、誰かに
合流して食事をしている。
ゴールデンウイークのスイスのチューリッヒでは
私は岡山から「ひとりボッチ」で参加したものの
参加者の中に、友人や知り合いの先生が多く
私は毎晩、仲間たちとガヤガヤとした雰囲気の中
夕食を楽しみ、深夜までチューリッヒの街を
飲み歩いた。
しかし、私だけ別行動で移動したポルトガルの
リスボンでは、現地で日本人歯科医師にも遭遇しなかった
私は2泊とも「ひとりボッチ」で寂しく食事をすることにした。
夕食の後は宿泊した「マリオットホテルリスボン」の
ホテルのバーのカウンターで、2日とも赤のグラスワインを
1杯だけ飲んで就寝した。
「ひとりボッチ」は凄く寂しいとリスボンでも感じた。
5月10日の土曜日の夜、私は広島で開催された
IPOIインプラント学会中国支部の支部会に参加した。
支部会は夜の9時に終わり、この後、有志で
食事会、飲み会が開催されるものだと信じていた。
しかし、9時を回った広島でほとんどの先生は
広島駅に急いで向かって行くではないか?
「急がないと新幹線に間に合わないよ!!」
えっ!皆帰っちゃうの??
私は翌日も広島SJCDベーシックコースのお手伝いに
参加するために、広島で宿泊する予定にしていた。
そして、支部会終了後、5分で全ての先生が
蜘蛛の子を散らすように会場から姿を消した。
さて!!
私はおもむろにスマホを出して
広島で今飲んでいるだろう先生に
順番に電話をするのであった。
「○○先生、もう広島入りしていますか?」
「今、皆でおでんを食べているよ!」
「先生、今から私も合流してもいいですか?」
私は「ひとりボッチ」が怖い!!