なかの歯科インプラント友の会
お食事会も今年で７回目を迎えた。

私たちがインプラント治療を行う
目的はいくつもあるが、大きな目的も１つが
「しっかりと奥歯で噛み締めて
美味しいものを食べてもらうこと」

だが私たちは残念ながら患者さんが実際に
美味しく食事をする光景を見ることは少ない！

「じゃあ、見る機会を作ってしまえ！」と言う私の
鶴の一言で、インプラント友の会　お食事会が始まった。

毎年、ここ岡山全日空ホテルで開催されるこの会
毎年、スペシャルなゲストの方をお呼びしている。

昨年はお笑いのプロ、吉本芸人さん、
今年は音楽のプロ、プロのサックス奏者の渋谷先生。

渋谷先生の経歴は華々しく、サックス奏者として
「夜のヒットスタジオ」「ザ・ベストテン」
「紅白歌合戦」などの出演経歴を持つ。

実は渋谷先生、当院の患者様というご縁もあり
お忙しい中、ご無理を言ってスペシャルゲストとして
出演をして頂いた。

この人選は最高にヒットした。

お客様をお迎えするところから音楽を演奏したいと
渋谷先生は言われた。

生サックス演奏の中、当院の患者様は会場に入り
音楽による和やかな雰囲気の中、緊張感も薄れ
過去最高にテーブルごとの会話は盛り上っていた。

事前に参加者の方からはリクエスト曲をお願いしていた。

このリクエスト曲も「別れの一本杉」から、
オリンピックの招致曲、グレンミラーオーケストラまでと
多岐に富んだ。

曲には思い出があり、「別れの一本杉」をリクエストされた
女性の方は、この曲を聞きながら涙を流されていた。

後から聞いた話では、「亡くなられたご主人が大好きだった曲」
と言うことで、その話を聞き私も目頭が熱くなった。

今回の、インプラント友の会、食事会では
美味しい食事を楽しみ、素晴らしい音楽を楽しみ
ステキな会話を楽しんでもらいたいと思っていた。

私たちの目的はほぼ達成されたのだとうれしく感じた。

しかし、私が一番感じたことはプロフェッショナルの
仕事の凄さであった。

ここには書けないこともあるのだが、渋谷先生との
事前の打ち合わせで私はプロフェッショナルの流儀を
本当に感じることができた。

途中の私と渋谷先生とのトークで私は渋谷先生に
どうしてもそのことを尋ねたかった。

「渋谷先生にとって、プロの仕事とは何ですか？」

私が聞いた質問に渋谷先生は
「決してこちらから押し付けないことかな！」
と優しくおっしゃられた。

私にはその言葉が
「目の前の人が喜んでもらえることが一番！」
そう聞こえた。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。