出雲大社
大きなインプラントのオペをしたとき
患者様に私の携帯番号を教えて
「困ったときは深夜でも電話して下さい!」
と私は携帯を手元に置いて寝る。
過去に1回も電話が鳴ったことはないのだが
小心者の私は朝までドキドキが止まらない!
インプラント頑張れば頑張るほど
寿命が縮むような気がするのは
果たして私だけであろうか?
水曜日や木曜日のニュースで
伊勢神宮の式年遷宮の話題が流れる中
私はなぜかお伊勢さんとは反対方向の
北西へと車を走らせた。
出雲大社に参拝をするためだ。
新しくなった伊勢神宮にもお参りしたいのは
山々だが、今は10月神無月(かんなづき)
日本中から神々が出雲の国に集まるから
神がいなくなる月と言う意味の神無月
日本人としてやはり10月に1度は
お参りするべきだろう!
そう思った私は高速に乗り出雲大社へと向かった。
当初は車の運転が下手で嫌いな私なので
「特急やくも」で出雲駅まで移動しようと
思っていたのだが、「凄く乗り物酔いするよ!」と言う
友人の一言で交通手段を車に変更した。
今では岡山から出雲までほぼ高速道路が
網羅しているために、急がなくても
岡山から3時間程度で出雲大社まで行ける。
もちろん、せっかく出雲の国まで行くので
出雲大社、日御碕神社、八重垣神社、神魂神社
と出雲市と松江市にある4つの大社、神社をお参りする。
出雲大社のことは日本最古の歴史書「古事記」
にその記載がされている。
今回の出雲大社への旅は
古事記の真実を解き明かし、天命の秘密を
するためのミステリーな旅になった。
10時前に出雲大社に到着したのだが
意外に参拝者が少なかった。
と思ったのはつかの間、午前10時を過ぎると
大型バスが次々に到着して出雲大社の中は
急に凄く混雑をするようになった。
私は高校時代、共通一次試験(時代がわかる?)の
社会の科目のい1つに日本史を選択した。
大学受験のための日本史は、年号を丸暗記したり、
名前や地名を丸暗記するだけのつまらない授業で、
私は日本人の癖に大学受験が終わると日本史に
全く興味を示さない時を30年以上過ごしてきた。
しかし、この年になって
再度、日本の歴史を学びたいと強く
思うようになっている。
今年、伊勢神宮の式年遷宮と
出雲大社の式年遷宮が一致するのは
大きな意味を持つと私は思っている。
これからは良い意味で世界の中心は日本になり
世界は日本化すると私は信じている。