Dr.中野の活動記録
2005-6-26
洗濯機
スタッフルームも新しくなってスタッフも快適な毎日が送れるかと
思っていたところ、どうやらそうでもないらしい。
話を聞くとスタッフルームの洗濯乾燥機が旧型で
診療が終わり洗濯と乾燥をすると、帰る時間が毎日遅くなると言う。
まだ十分使える洗濯機だが、スタッフが5分でも10分でも
早く帰ることが出来たらいいと、土曜日の診療後に近くの
電気屋さんに向かった。
当院近くの「デ○デ○」は、決して価格は安くはないが
5年間保証の安心感と店員さんの素早く適切な対応が好きで、
私は家電製品はほとんどここで買っている。
土曜日の午後6時の家電店は以外にお客様が多く
いつも対応してくれる店員さんはエアコンの商談で忙しそうだった。
先日下見をしてくれたチーフ衛生士Oから報告を受けていたので
買う洗濯機の機種は既に決まっていた。
見慣れない店員さんを捕まえて、
「この洗濯機下さい!」と私は告げた。
「在庫を確認しますから少々お待ち下さい!」と
その店員さんは倉庫に走った。
しかし少々お待ち下さいと言われた私は5分経過しても
10分経過しても帰ってこないその店員さんに次第にしびれを
切らしていった。
やっと帰ってきた店員さんが言うには
「店内には在庫はありません、メ-カーのデ-タでは
メーカーにも1台も在庫はありません。
在庫がメーカーにも無いと言うことは今後作るかどうかもわかりません!」
「おいおい!ここには新製品と書いてある、製造中止ならそう書けよ!!」
(私の心の言葉1)
「今日は土曜日でメーカーは休みです。明日も日曜で休みですので
詳しいことは月曜日にならないと、わかりません!」
「おいおい!メーカーが休みなのはそちらの都合でしょ?
消費者の立場を考えるなら、メーカーの担当者は土曜も日曜も
対応できる仕組みを作るべきじゃないの?売る気あんの?」
(私の心の言葉2)
「現品ならすぐに用意できますが、規定で5%OFFですが
余りお勧めはできません!」
「こんな手垢が付いた現品がたったの5%OFFだけ?
それじゃうまみないじゃない、でもどうしてお勧めできないの?」
(私の心の言葉3)
例えこの洗濯機を買いたいと言う客が来て、
その時に在庫がお店にもメ-カーにも無くても何とか
取り繕うことができるでしょう?
不況、不況と言われながら、どうして私に
洗濯機を売ってくれないの?と強く思う私であった。