何名の歯科衛生士が在籍していますか?
12歳オーバーの老犬、いや愛犬プリンちゃん!
先日、歯周病で全身麻酔で6本の歯を抜歯!!
その夜から、歯科医師の私が
プリンちゃんの歯磨き担当になった。
しかし、でも、このプリンちゃん!!
死ぬほど歯磨きを嫌がって、全く口を開けようとしない!!
すぐに歯磨きをあきらめる私、しかし、
人間の歯磨きは絶対にあきらめてはいけません!!
先日、ある方から
「先生の歯科医院は歯科衛生士が
凄く多いですけど、どうしてですか?」との
質問を受けた。
どうしてって?
歯科医院を経営する上で、歯科衛生士は歯科医師の
最大なるパートナーであり、予防歯科を実践する上で
歯科衛生士の存在は欠かせないと私は思っている。
「21年前に開業した当時からの思いですか?」
当院は21年前にこの地で新規で歯科医院をオープンした。
記念すべき最初のスタッフは歯科医師は院長の私一人と
後は歯科衛生士4名だけではじまった。
21年間過ごすうちに、歯科衛生士の在籍数はドンドン上がってゆき、
今では岡山県下最大級の16名の歯科衛生士が在籍する
歯科医院となった。
岡山大学病院でさえ、16名の歯科衛生士はいないかも??
「普通の歯科医院には何名歯科衛生士がいるのですか?」
全国平均でわずか1名弱です!
「じゃー!普通の歯科医院の16倍以上も歯科衛生士が
いるんですか?そりゃー凄いですね!!」
凄い!私としては当たり前と思っている。
日本の歯科を活性化して、国民の皆さんの
歯の健康を高めるためには、私は歯科医師の存在より
歯科衛生士の存在のほうが重要と考えている。
日本の歯科で一番遅れているのが予防歯科の分野である。
誰でも、自分の大切な歯を削って欲しくないし
大切な歯を抜いて欲しくない!!
しかし、歯を削ったり、抜いたりするのは歯科医師の仕事であり
歯を守るのは歯科衛生士の仕事である。
超高齢化社会を迎えて、口から物を食べて元気になる重要性が叫ばれている!
高齢者の方の死因トップである、肺炎、それも誤嚥性肺炎を
予防できるのも歯科衛生士の仕事である。
だから、私は歯科衛生士学校の教育にも最大限の協力をしているし
今後、日本で歯科衛生士の地位向上にも力を入れたいと考えている。
看護師には認定看護師や専門看護師、保健師などの
上級資格があるのだが、私の知る限り歯科衛生士には
上級資格が少ない!いや、ほとんどない!!
当院で頑張っている歯科衛生士が、いや全国で頑張っている
歯科衛生士の方々が、より上のステージを目指すために
歯科医師の私たちは、歯科衛生士の上級資格のステージをしっかりと
作るべきではないのか?
「思考は現実化する!!」
2013年の今年、私が実践する課題は凄く多い!!!