君は何歳になる?
月曜日のお昼はロータリークラブの
例会日!
今日の例会での話題はもっぱら
先日のNHKのインプラント特集!
「中野先生、インプラント治療って
凄く怖いらしいね!」
「インプラントで死んだ人がいるんだってね!」
「500万円を無駄にした人が出ていたよ。」
しばらくは、この呪縛から私たち歯科医師は
逃れることはできないのか?
インプラント!私は素晴らしい治療法と
心から思うのだが!!
ロータリーの例会で、今年年男を迎える
辰年生まれの方が数名お話をされた。
その中の一人は私の友人の歯科医師のW先生!
年齢は私と一つ違いなのでW先生は今年48歳になる。
彼の話は、私の心にすごく響いた。
「私は18歳で大学に入り24歳で歯科医師になりました。
歯科医師になり24年が経ち、人生の半分を
歯科医師として過ごしてきました。
今度年男を迎えるときは60歳還暦になります。
これからの12年間を歯科医師として、どう過ごすかが
大切だと思っています。」
後は、孔子の言葉を引用して素晴らしいお話をされた。
私も同じである。
高校を卒業して18歳で岡山大学歯学部に
入学して24歳で卒業。
4年間大学に残り、開業医のもとで1年間勤務して
29歳の時にこの地で新規で開業をした。
色々なことがあったが、今年で丸20年が経過する。
まだ若い、まだ若いと思っていた私も
もうすぐ49歳、後1年と少しで50歳になる。
本当に人生とはあっという間に年を重ねるものだ。
今までの49年近くを振り返ると
私は凄くラッキーな人生を歩んできたと思う。
素晴らしい両親のもとに生まれ、何不自由なく育ち
今の妻である素敵な女性と結婚できた。
天命と心から思える歯科医師の仕事を生業とし
30名を超える愛すべきスタッフと毎日仕事が出来、
多くの患者様と笑顔で毎日会話をしている。
本当に今まで私を支えてくれた多くの人に
心から感謝したいと思っている。
まずは両親に感謝の気持ちを表したい!
そう思った私はJTBに行き
両親に温泉旅行のプレゼントをしようと思った。
「ご両親の年齢をここにお書きください!」
JTBの方に言われた。
父と母の年齢を用紙に書き込もうとしながら
はたと私の手が止まった。
私がもうすぐ50歳になると言うことは
両親、特に父親は、もうすぐ80歳になるのだ。
元気そうに見える両親の年齢をよく考えて
親孝行は早くせねばと少し焦る私であった。