再びのバンコク
大阪で開催された
歯科医院ホームページ
セミナーに参加する
講師の先生が、「面白い歯科医院の
ホームページを紹介しましょう!」
と言って、スクリーンに映し出された
サイトが、何と当院のサイト!!
驚いた!当院の女性スタッフからは
酷評されている当院のサイトが
ITのプロに太鼓判を押されてしまった。
セミナー後、主催者のK先生に
ベトナム料理をご馳走になり
その足で、関西空港に向かった。
今夜のタイ航空の深夜便で
私はバンコクに飛ぶ予定だった。
バンコクは1ヶ月前、医院旅行で
行ったばかり!
1ヶ月も経たないうちに、バンコクに
飛ぶのには理由があった。
その理由とは、バンコクから車で3時間の
ホアヒンにあるチバソムと言うリゾートを
経験するためだ。
チバソムは、日本ではまだそれほど
メジャーではないが、サッカーのベッカムや
ヨン様が、体調を整えるために滞在する
リゾートとして海外では、とてもメジャーである。
チバソムには、パイサーンと言う有名なシェフがいて
彼の作るスパキュイジーヌは、ヘルシーで
低カロリー、なおかつ美味しいと凄く評判になっている。
海外のブリティッシュエアライン等の
有名エアラインのファーストクラスでも
彼の料理が採用されている。
歯科医師として、食には深い興味があり
食と健康の関係を、少しでも学びたいと
思っている私は、彼の料理を食べたいと
強く思い、ホアヒンまで足を伸ばすことにした。
バンコクから車で3時間!
決して便利な場所ではない。
チバソムに到着すると最初にある書面に
サインをすることになる。
チバソムの3つの約束とは?
1、チバソムの中では決してタバコを吸わないと言うこと
2、携帯のスイッチは部屋以外では必ず切ること
3、ゲストのプライバシー保護のために
室内以外の場所では決して写真は撮らないこと
日本人の姿をほとんど見ないチバソムでの
3つの約束は、私にとって簡単なことであったが
ここチバソムで滞在する一番大きな問題が英語だった。
ホテルに入ると、3つの約束の次に
病院のような詳しい問診表に記入をする!
問診表の記入の後は、体と心の状態への
細やかなカウンセリング!
それが全て英語で行われるのだ。
英会話!数年前までは習っていたのだが挫折をしていた。
何度も何度も聞きなおして、何とかカウンセリング
が終わり、後2日間の私の行動予定が全て
オリジナルで組まれた。
英語の必要性は、どんどんと増していった。
これがけっこうキツイ!!
一人でチバソムに参加していた私は
夕食の際に思い切って「トーキングテーブル」と言う
テーブルに座った。
このトーキングテーブルは、知らないもの同士
皆でお話をしながら食事をするテーブルだ。
ヨーロッパからと、オーストラリアから
来たゲストがほとんどの中、私は意を決して
自己紹介をした。
拙い英語だった。
私が驚いたのは?いや、他のゲストの方に凄く驚かれたのは
私の滞在日数だった。
目の前のメルボルンから来た女性は
ここに2週間滞在すると言う。
ほとんどのゲストが2週間以上、少なくても
1週間は滞在する。
隣の女性は、休暇を1ヶ月取ってきていると聞いた。
1ヶ月連続で休めば、日本では確実に首が飛ぶ!
それと比較して、私は3日間。
「今日の夕方付いて、明々後日の早朝に日本に帰ります。」
「実際は、2日間だけチバソムを経験します!」
と話をすると、皆から一斉に可愛そうにと言う顔をされた。
いや、別に、2日でも3日でも、0日よりはマシだ。
私は、ここで中身の濃い3日を過ごすだけだ。
私は、ここチバソムで多くのことを学んで
多くのことを経験したいと思っていた。
しかし、それには全て英語が必要だった。