神は細部に宿る!
ボルトが200mでも
世界新!
世界新の秘訣がレース前に
ふざけたり笑ったりして
体の力を抜くこととテレビで
言っていた。
緊張をいかに抜いて、リラックスするかが一番大切
私の体も、お盆休みから凄くリラックスしているが
体重の自己新記録更新は避けなければならない!!
私の好きな言葉の1つに「神は細部に宿る」がある。
どこかの建築家?芸術家?が好んで使った言葉らしく、
素晴らしい建築や芸術品は、細部にまで凄く凄く手の込んだ
作り方をしていると言うことから来ているとも聞くが
語源が定かではない。
経営者でも、この言葉を好んで使う人が多い。
私が尊敬する東京大学法学部卒の金森重樹氏は
その著書やCDのなかで、仕事を細部にやり遂げる
重要性を話される時に、この言葉を使った。
あのアップルのスティーブジョブズも、完璧主義者と呼ばれ
かなりの細部にまで徹底的に口出しをすると言われる。
プロと呼ばれるのなら、細部にまで徹底的に拘った仕事をするべきだ。
私は歯科医師でありながら、どちらかと言うと
完璧主義者ではなくて、ある意味で、アバウトな面がある。
血液型A型で、細かな作業を要求される歯科医師でもあるので
几帳面で真面目な性格と指摘されることは多いのだが
大ざっぱでいい加減な面が多いことは
当院のスタッフならよく知っていると思う。
例えば、当院の診療室の2階にある、私の仕事部屋
通称「お仕置き部屋」では、整理整頓と言う言葉は
存在しないで、訪問された方に「少しは片付けたらどうですか?」
と言われるほど、大量の本や資料で散らかっている。
私の愛車16歳のゴルフちゃんのトランクは
トランクにあらず、大きなゴミ箱と貸している。
当院の往診車になっているゴルフのトランクからは
時々、私の子供のテスト用紙などが出てきて
スタッフを困らせている。
しかし、そのような私でも仕事の面で
もちろん拘らないといけないことも多い。
例えば歯科医師の仕事の場合、歯の色であろう!
人口のセラミックの歯の色を、天然の横の歯の色に
いかにうまく合わせるかは、私たち、歯科医師と、
歯科技工士との綿密な連携が無ければ決してうまく行かない!
神は細部に宿る!!
これが何十年、歯科医師をやっていても
本当に難しい!
ばっちり一発で決まることの方が少なく
どのレベルで妥協するか?悩むこともあったり、
ドンドン深みに落ち込んで言って、二進も三進も
いかなくなる場合もある。
神は細部に宿る!!
特に前歯1本だけの変色した歯に
薄いラミネートべニアと言う薄いセラミックを
貼りつける治療を行う場合、薄いセラミックで
いかに、下地の色を遮断して、天然の透明度に
近づけるかは、本当に困難を極める。
アメリカでは「悪魔は細部に宿る!」と言う言葉があると聞いた。
セラミックの歯の色も、悪魔が細部に宿るが如く
時々うまく行かない!!
でもね!あきらめたらお終い!!
あきらめないで頑張るのが大切!!!