ナンバー1か、ナンバー2?
同窓会の仲間と移動理事会!
移動理事会とは、通常の会議室から
外に飛び出して、居酒屋で
飲みながらの会議!
この10数名の仲間が
自分の大切な時間と、エネルギーを投資して
同窓会が機能している。
彼らには感謝の言葉しかない!
私がこの岡山大学歯学部同窓会の会長の重役を担って
6年目に入る。
6年前は、私は会長を引き受けるつもりはさらさらなかった。
私は、それまで10年間、副会長の立場にいた。
万年副会長のナンバー2の位置が私にとっては
責任もそうなく、大切なことを決断することもなく
私にとっては、とても居心地のいいポジションだった。
私は以前から積極的にナンバー2の位置を
狙っていた節がある。
車はトヨタ車は絶対買わない!
以前の私の車は日産車だった。
そして、日産はあるときに経営破たんをして
ゴーン社長が乗りこんできた。
私の株式取引は、野村証券でなくて、
山一証券だった。
そして、山一証券は、あるときに何の前触れもなく
いきなり倒産してしまった。
今まで凄く楽なポジションと考えていた
業界のナンバー2のポジションのあやうさを
私は身をもって経験した。
ナンバー1はフロントランナーであるので
新しい道を開拓しながら、向かい風を受けながら
進む必要がある。
ナンバー2は、ナンバー1のポジションのすぐ後に
付いていけばいいので、風も少し和らぐために
楽について行くことが出きる。
ナンバー1の失敗から学んだり、ナンバー1の業界に先立てて
行った事例を真似ることも、ナンバー2には簡単にできる。
しかし、誰かがフロントランナーで走る必要がある。
フロントランナーが素晴らしい記録や結果を出すと
後に付いてくるナンバー2、ナンバー3も、釣られて
素晴らしい記録や結果を出す。
業界が全て良い方向に向かうのだ。
私は歯科の業界で苦しいナンバー1を目指すべきなのか?
それても楽なナンバー2の位置を目指すべきなのか?
世界陸上の100mで1位になったボルト選手は
私でも知っているが、2位の選手が誰だだったか、
私は知らない!!