クラブSスタッフ発表会
カンボジアでの孤児院での
歯科検診の許可が正式に降りた。
プノンペンから車で3時間半のポーサットに
あるスクールエイドジャパンが初めて作る孤児院
「夢追う子供たちの家」で私は歯科検診と虫歯予防活動を行う。
この活動を通じて私は何を学ぶのだろうか?
土曜日の診療は特別に早く切り上げて
コンベックス岡山へと急いだ。
1年に1度のクラブS新春スタッフ発表会に出席するためだ。
当院のスタッフはスタディグループ「クラブS」に所属している。
毎月の例会には多くの歯科医師が集まり活発に
症例検討や情報交換を行っている。
そのクラブSが1年に1度多くのスタッフ集合して開催されるイベントが
このクラブS新春スタッフ発表会だ。
今回は9回目となり(9年間続いているのが素晴らしい!)
コンベックスで開催されているリンケージ藤波さんのデンタルフェアの
会場の一角で他の医院の先生やスタッフにも開放してもオープン例会となった。
会場は広く100名以上の参加者で溢れかえった。
今回は11の歯科医院のスタッフが15分の持ち時間で発表を行ったが
どの医院の発表も甲乙つけがたい素晴らしい内容で本当に勉強になった。
当院からは衛生士のSとOが「歯のホワイトニング」について発表した。
クラブSに参加されている歯科医院はほとんど同じ年代の院長なので
歯科医院の歴史も同じ変遷を辿っている。
歯科医院も成長するステージに応じて様々な問題が起きてくる。
その問題を持ち寄って、アイデアや知識を寄せ集めて問題解決するために
このクラブSの仲間は本当に頼りになる。
クラブSに参加する院長は、皆同じような問題にぶつかり、
同じような壁で悩んでいるからだ。
今年の発表は例年より各医院のオリジナリティに溢れていて良かったと思う。
当院の2人も初めての人前での発表でとても緊張していたと思うが
話した時間も内容も練習どおりに進んで本当に良かった。
2人は前日も夜遅くまで医院に残り、話す内容を検討していたし
土曜日の当日になってもあれやこれやと変更をしていた。
その努力の甲斐あって素晴らしい発表が出来たと思っている。
2人にはとても良い経験になったことと思う。
私が今回の発表会で感じたことは2点!
①代表のS歯科は医院にCTを導入していた。
歯科用のCTは1台2000万円から3000万円する。デジタルレントゲンの導入も
早かったし、全く同じ時期に開業したのにS歯科は当院より3年早く進化している。
いつかはS歯科に追いつけるように頑張りたい!
②最近はスタッフ発表会とはいえパソコンを使ったプレゼンテーションは当たり前
今は多くの医院が動画ムービーと音声を組み合わせたプレゼンテーションを行った。
これからは、やはりムービーの時代か?
新しいホームページでも軽いムービーを取り入れた私だが
改めて見るとショボイ??