大阪大学歯学部同窓会講演会
土曜日は県外からの患者様も多い!
わざわざ数時間をかけて岡山の辺鄙な歯医者に来院される患者様に感謝の気持ちを持ちながら、身が引き締まる思いがする。
インプラントのオペも100%の成功を目指すように朝からイメージトレーニング!
オペも無事終了して、私は残りのスタッフに診療を任せて一人大阪に移動した。
今日は大阪大学歯学部同窓会の講演会に講師として招かれたからだ。あの国立の阪大である。
もう一度言う!あの阪大から私はお招きを受けた。
最初、講演会の講師の依頼を受けたときは、「とうとう来たか?」と言う高ぶる思いと、今までお世話になった大阪大学歯学部出身の先生方や、同窓会の先生方に恩返しができるとうれしく思ったものだ。
特に大阪大学歯学部同窓会前会長のT先生には私たち新設の国立大学歯学部の同窓会のメンバーは誰もが多くのご指導を受けている。
また今の会長のO先生には私は10年以上前から学術連絡協議会等で本当にお世話になっている。O先生には「岡大さん!岡大さん!!」と本当に気さくに声をかけて頂いたことに、とても感謝している。
私たち、岡山大学歯学部は全国の歯学部、歯科大学の中で一番新しく設立された。そのために一番歴史が無く、同窓会員が少ない弱小同窓会なのだ。
多くの方の支援とお力添えで今の私たちがあるのだ。
私に与えられたお題は「歯科医院のホームページ!」
今日本全国に10万人の歯科医師が存在しているが、私は同業者の先生方から「歯科医院のホームページおたく」と思われているらしい!
とにかく土曜日の午後の診療をおそらく休まれて参加された先生方に喜んで頂けるように、私を招いてくれた大阪大学歯学部同窓会の先生方に恩返しができるように全力を尽くすだけだ!
私は3時間30分!全力で心を込めて、最初っから、ぶっ飛ばしって話し続けた。
この3時間30分後には私はこの壇上で倒れてもいい!
そんな気合を込めて話し続けた。
さすがに大阪の先生は乗りがよく、私の下手なジョークにも大変素晴らしい反応を示してくれた。
しかし予定より押してしまい、最後2時間休憩なしで話続けたためか?顔の筋肉が引きつるのが自分でもよくわかった。
ろれつが回らない!!発音が不明瞭!
まだまだ自分はフルラウンド戦える技術も体力も無い、4回戦ボクサーなのだと悲しく自覚するのだった。