日曜のセミナー
15日の日曜はスタッフと
歯科医院経営のセミナーに参加するために
大阪へと移動。
新幹線の中では、スタッフとまとまった話が出来る。
私にとって貴重な時間であり、
スタッフの前向きな姿勢と考え方に触れることができて
満足度は高い。
そんな大阪のセミナーだったが、岡山で夕方から開催される
岡山政経塾の入塾式に参加するために私一人だけ
セミナーに途中で退席した。
「セミナー会場から新大阪の駅までダッシュで移動して
前もって主任が買ってくれていた岡山までの新幹線自由席の
切符を自動改札に通して21番乗り場に走った。
見上げると5時38分岡山行きヒカリが後2分で出発!
その後のノゾミは20分後からの出発となる。
急いでホームへと急ぎ、息を切らせながら、ギリギリセーフで新幹線に飛び乗る。
自由席に移動して席を確保して今日のセミナーの復習でもしようと
本を取り出した私の耳にアナウンスが入ってきた。
「岡山行き各駅停車ヒカリ号。。。。」
げっ!姫路なら我慢できても、相生にまで止まるのか?
もしかして後続のノゾミのほうが岡山に早く着く?
基本的に準備をしないで行き当たりばったりで今まで44年間の人生を渡りきったきた私の辞書には「綿密な準備」と言う言葉は無い!
車掌さんに話を聞くと何と後続のノゾミの方が10分も岡山に早く着く。
新神戸でヒカリを降りる。
15分後にノゾに乗り換えた私は自由席の激込みに辟易する。
「10分間ならゆったりとヒカリで座って帰ったほうが良かったか?」
「いやいやそうじゃなくても、入熟式に大幅に遅刻しているので
1分でも早く会場入りするのが社会人としての基本であろう?」
私の中で悪魔と天使の声がこだまする。
岡山駅から急いで会場のプラザホテルへと向かった私は
入塾式の会場に入り、その雰囲気にまずは圧倒された。
何だ!この重苦しい重厚な雰囲気は?
私が会場入りしたその瞬間、最後の塾生のYさんが決意表明をしていた。
その話を聞いて、またまた私は驚いた。
この塾に入塾して何が行いたいのか?岡山に何を貢献したいのか?を熱く熱く話している。
「しまったー!!決意表明って、こんな事を話すのか??」
私が大切にプリントアウトしたきたB4の用紙には
先日の自己紹介セミナーで磨きに磨きをかけた私の3分間の自己紹介文が
延々と綴られていた。
私がなぜ歯医者を目指して、歯医者としての夢は何か?
「中野!最後にお前の決意表明だ!!」
「えっ!でも私の決意表明は単なる自己紹介文で???」
この危機的な状況を私はどう回避するのか??