AQBインプラント
あるスタッフから差し入れをもらう。
開けてみると私が大好きなロールケーキ!
昼も夜も”超厚切りのロールケーキ”を頬ばりながら
素晴らしいスタッフに恵まれた自分をうれしく思う。
今日の診療後はAQBインプラントの実習を、メーカーの方の
指導の元、当院で行った。
当院のインプラントは15年の歴史がある。
15年間で私が埋入したインプラントは軽く500本を超えた。
当院が採用しているインプラントはPOIと言う昔京セラさん今はJMMが
作っているインプラントと、ブローネマルクのリプレイスセレクト。
しかし最近のインプラントの大きな波に乗って、
最近ではカルシテックとAQBインプラントを相次いで導入した。
カルシテックもAQBもチタン表面にハイドロキシアパタイトのコーティングが
大きな特徴である。
以前ハイドロキシアパタイトが長期間の症例でチタン表面から剥離したり
感染を起こしやすいイメージで敬遠していた私であるが
最近の大きなウエーブに乗り、2大アパタイトインプラントの導入を決めた。
AQBは私の親分、岡山大学歯学部名誉教授のY先生からの
紹介であった。
Y先生にAQBを紹介したのが東京医科歯科大学の学術の主(ぬし)
接着歯学の重鎮K先生だ。
やはり歯科の世界も、インプラントの世界も口コミが大切。
あの先生の紹介なら間違いないと私はAQBに飛びついた。
今日はその中のAQBインプラントの実習を行う日だった。
インプラントの変遷をパワーポイントで学びながら
豚の下顎の骨を用いてインプラント埋入する実習は進んだ。
思ったよりシンプルで完成されたシステム!
明日からさっそく臨床に使えると大きな手ごたえを感じた。
しかし、インプラントシステムも数種類を用いると
メーカーによって、微妙にマーキングしている目盛りのミリ数が違ってくる。
このメーカーのドリルは8mm、10mm、12mm
あのメーカーは8mm、10mm、11,5mm、12,5mm
これじゃー、頭の中がこんがらがってしょうがない!
混戦模様の日本でのインプラントレース!
最後に笑うのはどのインプラントシステムか?
私は、そして当院は勝ち馬に乗れるのか??
その答えは神のみぞ知る。