感謝と忘れ物
土曜日の今日も岡山大学歯学部の研修医の
先生が4名見学に来院!
先輩として、岡山大学歯学部同窓会会長として
後輩に恥ずかしいところは絶対見せられない!
絶対、恥ずかしいところは見せられないのだ。
誰が何と言おうと、14年間私は、ここでこの地で
本気で本気で頑張ってきたのだから!!
木曜のスタッフMの送別会は盛り上がった。
司会や段取りをしたスタッフの頑張りや、送る言葉を涙ながらに
訴えたスタッフNの熱い涙や、スタッフがお金を出し合って
プレゼントしたプレゼントの内容にも私自身とても感動した。
最後の最後に、私に挨拶が回ってきた時は、
涙が出そうになるのを堪えて堪えて耐えぬいた。
そして挨拶では言いたいことの半分も言えなかった。
その送別会で私は退職したスタッフMとは別に、5枚の感謝状を用意していた。
私はブログではいい加減な人間に思われることが多いのだが
診療ではスタッフにかなり厳しい要求をする。
「私語、笑い声は厳禁!」
「院内でのスタッフの会話は必ず敬語!!」
「優先順位は1番に患者様、2番目に医院、最後に自分!!」
いつも患者様に本気で向かい合って欲しい!!
かなり厳しい要求を何度も何度もスタッフに押し付けている。
その反面私の悪い癖で、スタッフを真正面から誉めることがよくできない。
例えば、七夕で頑張って準備して多くの患者様に喜んで頂けた
イベントを成功させたスタッフに「よく頑張ったね!ありがとう!!」の
一言が恥ずかしくてなかなか言えない。
忙しい毎日の中、少ない昼休みを使ってスキルアップに努めている
スタッフに「よく頑張っているね!!」の一言が中々出てこない。
そこで昨日はチャンスとばかりスタッフMの送別会を利用して
いつも頑張っているスタッフに”ねぎらい”の意味を込めて感謝状を送った。
1名感謝状贈呈者の中に、小さな子供がいるために送別会に参加できないスタッフがいた。
私は彼女への感謝状を読み上げて、代理人となる技工士Hに渡した。
「明日、院長から彼女に直接渡して下さいね!!」と技工士Hから
感謝状を私は返されていた。
1次会でワインを飲んだ私は、いつもの優しい院長とは変身して毒舌振りを発揮しまくった。2次会でもワインを飲んで大いに盛り上がった。
何とか自宅に戻った私はスタッフOに贈る筈の感謝状が無いことに
気がついて、一気に酔いは覚めてしまった。
「あの感謝状は? どこに??」
まずい!あれを無くすと私のスタッフからの信頼感も同時に無くしてしまう!!
あれは何処(いずこ)へ??