歯医者の聞く技術
連休明けの朝から大きなトラブル発生で
スタッフが集まり緊急ミーティング!
この事実から私は何を学ぶべきなのか?
原因と結果の法則!
世の中の常は時に私にかなり厳しい!!
昼休みにランチも採らず、ユニフォームを着替える間もなく
衛生士学校の授業に行く。
今日の歯科臨床概論の話は「コミュニケーション」の話。
2人がペアとなり、コミュニケーションの実習を行った。
まずは話し役は1分間自由に話したいことを話す。
聞き役は目を合わさない!相槌は打たない!笑顔は見せない。
無視をする感じで接してもらった。
お互いに立場を交換して感想を書く。
次は話し役は同じように好きなことを1分間話すのだが
今度は聞き役の接し方は違って
アイコンタクトをしっかり取り、大きく相手の話にうなずく。
相槌を入れる、笑顔でひたすら聞く。
そしてお互いに立場を交換して感想を書く。
学生さんの感想は、
無視をされると腹が立つし、悲しくなるし、話は決して盛り上がらない。
反対によく聞く態度を取ってもらうと、うれしいし、楽しいし、会話が盛り上がる。
私がこの実習を通じて言いたかったことは
話すことより、聞くことのほうが圧倒的に難しということ。
「聞く技術」は難しいのだ。
誰もが自分が聞くより、自分から話したい!
自分のことを聞いてもらいたい
認めてもらいたい!誉めてもらいたいのだ。
逆に存在を無視をされたりすること、村八分にされることが
村社会の日本人では一番堪える仕打ちとなる。
そのことをこの実習を通じて感じてもらいたかった。
歯科医院でも同じ!例えば抜歯後の注意をするのでも
一方的に話すのは簡単なのだが、よくあることが
話したつもりが相手には伝わっていない。
相手の話を聞きながら伝えることは伝えないと
なかなか相手の心には響かないで、記憶にも残らない。
歯科医院でも患者さんはよく自分の話を聞いてもらいたいのだ。
今日の講義を通じてひとりでも「聞き上手」な歯科衛生士が
増えると日本の歯科は変わる。
私の衛生士学校での歯科臨床概論の講義も後1回を残すのみ!
私のような非常識な歯科医師に好きなように講義を任せている
学校の度量に感謝!さすがのベネッセグループ!!
私の衛生士学校での講義が評判を呼べば
次は「しまじろう」の着ぐるみを被ってお母様に虫歯予防を声高に叫びたい。
こどもちゃれんじっ!!
ベネッセの人!このブログを奇跡的に読んだのなら、いつでも私に声をお掛け下さい!!
非常識な虫歯予防!潜在意識を使った虫歯予防何てどう?
えっ!怪しすぎる?
じゃあセルフイメージング虫歯予防は?
それも怪しい!!