第3回IPOI学会中国支部 講演会
土曜日は診療が終わり次第、急いで岡山駅から
広島駅へと向かい、広島駅からANAクラウン
プラザホテル広島へと移動した。
土曜日には、理事役員会懇親会があり、
日曜日には本講演会があった。
今回の講師の先生は5ーDの石川先生!
GBRと言うインプラント治療において
骨を作る治療に関しては、日本だけでなく
世界でもトップレベルの凄腕の持ち主である。
私が尊敬申し上げる日本のインプラント界の
ゴッドハンドの先生、メンターの先生は何名か
いらっしゃるのだが石川先生は、もちろん
その中のお一人である。
石川先生は、昭和38年生まれの52歳で出身大学は
岡山のお隣の広島大学歯学部!
私は今年の3月11日の私の誕生日に、静岡県の石川先生の
診療室でご無理を言って、終日石川先生の診療を
見学させてもらった。
そして、驚いた。
全ての患者様にあそこまで徹底した歯科治療を
行われているとは?
同じ昭和38年生まれで、歯科医師としての臨床年齢は同じ。
しかし、国内、海外で努力を続ける歯科医師の先生と、
私のようなそうでもない人間とは、ここまで臨床の
レベルに差がつくのかと唖然となってしまった。
そんな石川先生と懇親会では酒を飲みながら
質問ができることを本当に嬉しく思った。
この学会の中国支部は山口県、広島県、岡山県
鳥取県、島根県がカバーされているので
会議は時には、山口、時には広島で開催されて
私は他の予定とバッティングして欠席することも
多い。
少し前の全体の総会も私は欠席した。
だから今回の講演会がどのように進行するのか
前日まで全く知らないでいた。
支部長の先生から懇親会の途中で私は
こう言われた。
「中野先生、明日の講演会、司会だからね!」
歯科医が司会!
私は何も準備していない!!
急に酔いが冷めるのを感じる私だった。