不明、不明、不明、
バレンシア滞在二日目に電話が入り
パリの空港で見つかったと言われた
私がロストした大切なス-ツケース。
しかし、いつまで経ってもホテルには
届かなかった。
電話すると、航空会社のミスでホテルには
届けていなくて、未だにパリの空港に
放置されていると説明を受けた。
それでは、次の一手の最善策と、
そのまま日本の私の自宅までスーツケースを
届けて下さいとお願いした私!
日本に帰宅した次の日に、某航空会社に電話した時には、
「今日か明日に日本にあなたのスーツケースは戻ります!」
と言われた私だが、1日過ぎても2日過ぎても一向に
私の手元にスーツケースは帰ってこない。
満を持して、診療中に某航空会社のカスタマーケアーと
言う部署に電話した私は驚愕の事実を耳にした。
「あなたのスーツケースは未だに所在不明です。
21日間を過ぎて見つからない場合は、補償の
交渉に移ります!!」
この航空会社の言うことは2点3点している。
見つかったと2回も言われて、ずっと到着を待っていた
私は何なのであろうか?
バレンシアに行かれている先生はさすがに旅慣れている方が多く、
私は先生方から多くの情報をゲットした。
航空法の決まりがあり、1つのスーツケースを無くした場合
航空会社は最高で18万円か30万円までの補償を示してくれるらしい。
しかし、詳細は不明である。
今回、私のスーツケースには日ごろ臨床で使っている
3.5倍のサージテルの拡大鏡が入っている。
これは完全なオーダーメイドで35万円も支払った。
他には借りているWifiの機械、
ブラウンの電動髭剃り、インプラントの高額な本数冊
ユニクロのシャツ6枚、ユニクロのパンツと靴下6枚、
先日買ったまま履いていないナイキのシューズと
妻にもらったアバクロのジョギングウエア。
他にも、ロクシタンのシャンプーとリンス、
数日前にやっと完成したパーティ用の
オーダーメイドしたパーティスーツまで
あのスーツケースには入っているのだ。
極めつけは、今回のスーツケース、実は私の妻が
新しく購入した新品のスーツケースなのだ。
そのスーツケースのお値段だけで
私の顔はムンクの叫びに変わった。
お願いです!本気で探して下さい。
あのスーツケースが見つからないと
私は本気で妻に、しばかれます!!!