ヨリタ歯科の本当の凄さ
仕事で嫌なことがあり、凄く落ち込み、
5年前のカンボジアの歯科ボランティア
のDVDを見る。
私は確かに5年前、渡邉美樹さんと共に
カンボジアに行き、孤児院で歯科検診
歯科指導を行なった。
あれから5年が既に経過しているが、
私はこの5年間で大きく成長して
いるのだろうか?
5年前、私はカンボジアのホテルのプールで
その当時、総理を辞めたばかりの
安倍元総理(当時)にお会いしてお話を
することができた。
あの当時、マスコミに凄くバッシングされていた
安倍総理は、文字通り日本を取り戻した。
私も決してあきらめないで、大きな夢を持ち
目標を達成するために努力を続けたい!!
最近、私の知り合いの歯科医院ではシロナの
歯科用キャドキゃムシステム「セレックAC」を導入する
歯科医院が増加している。
先日、見学に伺ったヨリタ歯科でも
ピカピカのセレックACが導入されていた。
しかし、さすがに、寄田先生が凄いと思ったのは
このセレックACの長所を患者様にきちんと伝えるために
小冊子、パンフレット、ポスター等をオリジナルで
用意されていたことだ。
そうだよね!歯科医師でさえ、このセレックACの
長所を全て把握できている先生は少ないと思う。
何せ、デジタルを利用した歯科治療の発展のスピードは
目覚しく、どんどんと新しいハードやソフトが開発され
販売されているからだ。
セレックに関するヨリタ歯科での資料を一式頂いた私は
当院バージョンを作るべく深夜まで検討!
そして、あえなくダウン!!
小学5年生の子供にこのセレックACの良さを
きちんと伝えるためには??
頭が痛い!!
しかし、今回の見学で私はまず待合室の広さ、スタッフの多さに
度肝を抜かれ、院内の広さに驚かされ
そして、そして、待合室の横の一角に設置された広いスペース
「ヨリタ亭」の存在に危うく気を失うところだった。
寄田先生に言わせると、ヨリタ歯科の若い女性スタッフは
遠方から通っているスタッフや、人暮らしをしている
スタッフも多く、食生活が乱れているスタッフも多いと
嘆かれる。
確かに私も同感だ。
当院のスタッフも親元から離れ、自炊をしている
スタッフも多いのだが、数年前に私はスタッフと話をしていて
凄く驚くことがあった。
一人暮らしの女性スタッフは、ほとんどお米を食べていないのだ。
ひどいスタッフは夕食はコンビニで買ったお菓子類を摘むだけ。
スタッフのために、数年前、私は幕内先生をサンタホールに
お呼びして、「美味しい食事の罠」という講演会を開催した。
ヨリタ歯科の若い女性スタッフも食生活は似ているらしいが
彼と私は行動パターンが違っていた。
寄田先生が選んだのは、院内に社員食堂を作ること。
家族同様のその女性スタッフに栄養満点なランチを格安で
提供するために、喫茶スペースのような「ヨリタ亭」を院内に
作り、プロの賄い専門のスタッフがスタッフのために
食事を作り、それを提供する。
大企業なら社員食堂の存在は福利厚生のため
普通であろうが、歯科医院で社員食堂を作った医院は
日本でも数少ないと私は思う。
見学を終えて、既にお昼休みになっていたのだが
私の寄田先生の対する質問の嵐はまだ続いていた。
その時にあるスタッフから
「良かったら食べていってください!」と
私たちの前には、ヨリタ亭の本日のランチが
並べられていた。
正直、凄く美味しかった。
彼はいつも私の2年も3年も前を歩いている。
この私が2年後、3年後、このヨリタ歯科に
果たして追いつけることはできるのだろうか?
大きなため息と共に私は
ヨリタ歯科を後にした。