歯科医師人生【へ】の字説
当院でインプラント治療を
受けられたある男性の患者様。
「何でも良く食べることができて、
すごく調子が良い!」と言って下さる。
その笑顔と言葉が私たちへの
最高のモチベーション!!
最高の治療を求めて、一瞬でも
気を抜かないで頑張りたい!!
先日のある歯科新聞
「歯科医師【へ】の字説」が掲載されていた。
歯科医師【へ】の字説とは?
私たち歯科医師は、現役で入学して、大学で
だぶらないなら、24歳で卒業して歯科医師となる。
以前、岡山大学歯学部でも統計をとったのだが
私たちが新規で自ら歯科医院を開業するのは
35歳が一番多い年齢となる。
35歳で数千万から1億近い借金を背負って
一生懸命頑張って、努力して、勉強して
歯科医院を一気に盛り上げるも、やがてピークを迎える。
人間だから、年齢にはかなわなく、体力、気力の減退、
老眼がかなり進む48歳が、歯科医師としての絶頂期、
その後、【へ】の字のごとく、年々衰退は続き
65歳から70歳前後まで衰退は長く続き、
そして私たちは、歯科医師としての人生を終える。
48歳が歯科医師としてのピークとは
異論がある先生も多いと思う。
私の友人で60歳を目前にして
まだまだ、これからと!ガンガンと頑張っている
歯科医師も多いし、私が昔からお世話になっている
大先輩のK先生は76歳だけれど、未でもGBR
もインプラント治療もガンガンに行なっていると聞いた。
ただ、その歯科新聞が継承を鳴らしていたことは
「まだまだ自分は若い!まだまだ頑張れる!」と
勘違いした実はピークを過ぎた歯科医師が
知り合いが都内で分院を作ったからとライバル心を燃やし
自分も無理に分院を展開して失敗するケースが多いことだ。
この歯科医師【へ】の字説が事実なら
私は歯科医師としてのピークの48歳の年齢となる。
まだまだ!これから!!という思いは人一倍強い!!
そんな私が48歳と言えるのも
後24時間となった。
いや、まだまだ、これから!!
本気で、死ぬ気で、頑張りたい!!