山陽新聞に名前が載った!
私は過去3回の5キロの練習では
情けないことに、TとUのスピードに
付いてくことが全く出来なかった。
しかしそんな私だが
「マラソンは戦術と戦略が大切!」
あんなに最初から飛ばしていると、
後半バテバテになるぞと思っていた。
2時間30分を以下に楽に効率良く
走りきるのが私の今回のテーマだった。
さすがの衛生士Tのスピードには
いつも元気な衛生士Uも付いて行けないらしく
彼女は4キロの最初の坂道で大きくペースダウンした。
私は院長としてハーフマラソン初チャレンジの
彼女たちをバックアップしたいと思いながら
情けないことに自分のことで精一杯だった。
Uを抜いた私は「なかの歯科」の順位では2番手となった。
。。。。。
最初の関門をまずは無事に通過した。
時計がないので関門の所にいた係員の方に
時間を教えてもらった。
私が予測した時間より5分以上早い!
「走るペースが早過ぎる?」
7キロ時点まで、私の気力と体力は
絶好調であったのだが、7キロを過ぎた時点で
急速にガクッとペースが落ちた。
。。。。。
しかし、そんな私を助けてくれたのが
給水所のスポーツドリンクとバナナやクリームパン
そして、今回エントリーはしなかったのだが
大きなプラカードを持って沿道で応援してくれた
当院のスタッフとその家族!
人から応援されることが
こんなにも力になるんだと改めて感じた。
それもいつも当院で共に頑張っているスタッフが
寒い中、昨夜遅くまで頑張って作ってくれた
プラカードを持って「院長!頑張って!!」と応援してくれる。
涙が出そうなくらい感動した。
沿道でスタッフが応援してくれる度に
私は元気を回復して何とか10キロ地点まで来た。
しかし、本当に苦しかったのは
ハーフマラソンでも残り5キロだった。
5キロを当初の目標通り30分で走り切ると
私はこの苦痛難行苦行から解放される。
後5キロ!
両足はパンパンになり、足の指から
激痛が走る!
ランナーズハイ?
私には決してハイは来なかった。
最初のペースで走りきると1時間台で走り終えるはずが
情けないことに2時間21分とギリギリの時間で
何とか私はゴールをすることは出来た。
ゴール地点には、私のはるか前方を走っていたはずの
衛生士Tの姿や、5キロを走りきったスタッフの姿があり、
本当に感動した。
衛生士Tは初ハーフマラソンチャレンジで
42位の成績を収めて、翌日の新聞紙面に
なかの歯科クリニックの名前と共に名前が
掲載されていた。
快挙であろう!
しかし、頑張ったのはTだけでは無かった。
今回のハーフマラソンの最終地点でのタイムは
2時間30分!
私がゴールした後は8分少々しか残り時間は残っていなかった。
後の女性スタッフ2名は時間内で
ゴールすることが出来るのか?
私は私より30分以上早く走り終えた
Tと共にゴールの場所で二人の姿を待っていた。
「Uー、来ました!」
はるか彼方に今でも泣きそうな苦痛の表情に
顔を歪める衛生士Uの姿があった。
そして、その数分後には衛生士Sの姿が!!
私は本当に感動すると共に
スタッフと共にこんな大会に出られる
幸せを噛み締めていた。
なかの歯科のスタッフは最高である!!
本当に、なかの歯科のスタッフは最高である!!!